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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

絶滅危惧種の後輪駆動スポーツカー、レクサスRC300と2泊3日を過ごした結果…

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世界的にピュアエンジン車のスポーツモデルの需要が高まっています。911などは生産キャパ回復しても需要に追い付かず長納期化。まあアチラさんはアッパー1500万円なので忘れます。おまけにRRですし、ミッドシップスポーツ含め特殊なクルマですから。ワタシは庶民なので頭金ブチ込んで残金が年収以内というのが総予算。そう考えるとRCシリーズのなかでもラスト自然吸気V6搭載車となるRC350か、2.0L直4ターボを搭載するRC300の二択となります。まずはお値段からチェックしましょう。

【Fスポーツ / バージョンL / スタンダード】
●RC300 634万4000円/632万6000円/581万4000円
●RC350 735万2000円/714万1000円/662万9000円
●RC300h 679万2000円/677万4000円/626万2000円

やっぱりV6(2GR-FKS型)はお高いですね。ちなみにこのエンジン、多くのパトカー(交通機動隊のクラウン)に採用されるいわばベストセラーエンジンですが、その隊員さんに聞いても「もう16万キロだけど絶好調!」という証言を得ています。耐久性は申し分なし。おまけにボア×ストローク=94.0×83.0mmという典型的ショートストロークタイプ。重厚感をかもしつつシュパーンとまわるエンジンです。ちなみに最高出力318ps/6600rpm、最大トルク360Nm/4800rpmのスペック。

お値段的にも最右翼となるのが直4ターボです。デビューそのものは2015年9月17日にRC200tとして追加投入されたモデルでした(2017年11月30日の一部改良でRC300と改名)。このエンジンは様々に進化を遂げ、最新型は最高出力245ps/5200-5800rpm、最大トルク350Nm/1650-4400rpmというスペックをもちます。ボア×ストローク=86.0×86.0mmなので、世界的に見て他メーカーも採用するディメンションをもっています。

両ガソリンエンジン(プレミアム仕様)ともに燃料供給はポート噴射と直噴を組み合わせています。燃費性能だけ考えれば直噴だけでもOKでしょうが、どちらか一方の方式を選べといわれればフィーリングはポート噴射一択となります。つまりこの2機種はポート噴射を併用するのでスポーツ派も納得がいくフィーリングを実現しているのです。



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