説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!
ピュアエンジン車のダークホース。V6自然吸気or直4ターボ?
後輪駆動車は絶滅危惧種なんていわれますが、それも2ドアクーペとなればさらに危険度は増すばかり。メルセデスやBMWだって普通乗用車は4WD率は高まっています。クルマ好きとしては頭の痛いニュースばかり。いまのうちに買って乗るべきクルマはと考えたとき、盲点だったかと思えたのがレクサスRCという存在です。
タイムラインをサクッとおさらいしておきます。日本デビューは2014年10月23日です。ローンチモデルは3.5LのV6ガソリン搭載車RC350と、2.5Lハイブリッド搭載車のRC300hでした。目標の月販販売台数は80台。車名の由来はラディカル・クーペの頭文字をとってRCと名付けられました。レクサス的にベタにいうとアヴァンギャルドなクーペという解釈。デザインも固まり感があって大人テイストをかもします。
年内にはデビューから10年目に突入となりそうな気配のRCですが、いつまでも売ってくれるとは限りません。最新アップデートは昨年12月22日の一部改良モデルの発表です。各メディアを通じ内容は伝えられたのですが、いくらネットパトロールを繰り返しても試乗記が見当たらず。というワケで今回自ら試乗することに至ったという次第。
デビュー時を起点とすれば超熟状態のRCシリーズですが、ひとまず1000万円クラスのRC Fは忘れます。歴代アップデートも以下同様。クルマ好きオジサンとして皆様にお伝えしたいのは、2020年9月17日の一部改良でパーキングブレーキが足踏み式から電動化されたこと。そして、最新版はさらに進化し、ホイールがハブボルト締結式(ポルシェなどと同じ方法)に変更されたことです。正直いってもはや最終局面かもしれませんね。
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