ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「私の人生狂わせて一方的に離婚かよ!」実は多い「女性のDV」の怖すぎる暴論とその実態とは......。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

「結婚当初、お金の管理が上手だという妻の口車に乗って家計を預けてしまったのも僕のミスです。金をすべて握られ、小遣い制で受け取っていた3万円でやりくりしていましたが、子作りしたいからお酒を控えてほしい、友達と飲みに行くのも当面我慢してほしいと言われ、すぐに1万円に減らされていました。最終的に、その1万円をなくすと言われたわけです」

昼ごはんは妻が弁当を持たせるのだが、メニューはほぼ毎日同じ冷凍食品の詰め合わせだという。自分で作ると申し出ると、ムダ使いされたくないと拒まれた。

「エドっちは、子作りできるようになったら栄養しっかり摂らせてあげると言われ、僕は詐欺に合ったような気持ちになっていました。彼女と顔を合わせて嫌味や悪口を言われるのが怖くなり、これはもう限界だと思いましたね。それで、恐る恐る子どもも作ってあげられないし別れようかと切り出したんです」

佐智子はその提案に対して激怒した。

「私の人生を狂わせて悲しい思いをさせておきながら、自分が不能だからという理由で一方的に離婚かよと怒鳴るように言われました。給料上がったっていうから期待したらあんだけだし、とも言われました。これで僕はポキッと折れたんです。もうダメだ、精神的にもたないと思いましたね」

亮太への暴言はエスカレートし、「エロエド」「低給とり」といったひどいあだ名で呼ばれたという。

「冗談で場を和ませるような雰囲気で言ってくるんですが、僕がやめろよというと、私はストレスが溜まってんだよと逆ギレ、これのくり返しです。そのくせ、友達と電話で話している時などは、以前のような優しい声で僕を自慢します。夫は先日大口の契約を取って昇進したとか、虚実ごちゃまぜの話をしていました。どれだけ世間体だけで生きているのかと呆れましたね」

疲れきった亮太は法律事務所で働いている友人に恥をしのんで連絡し、弁護士を紹介してほしいと頼んだ。友人は、妻の暴言をできるだけ記録しておくようにとアドバイスした。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5