【後編】子ども貯金で浮気相手に11万円のネックレスを購入。離婚か再構築か......。夫のゲス行為に激怒したサレ妻の究極の選択とは

【前編あらすじ】

マッチングアプリで出会った医療メーカー勤務の夫を持つ安田千佳さん（仮名・35歳）。営業職で多忙な夫に代わり、家事育児を１人でこなし、家計管理や将来のための貯金もおこない、順風満帆な家庭を築いていた。しかし、夫がキャバクラのためと言って娘名義の通帳から貯金を引き出していたことからその歯車は狂い始める。

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夫が子ども貯金から12万円を引き出した事件から２か月後。

出張から帰ってきた夫のスーツケースを片付けようとしたときだった。

「はぁ……。またスーツケース開きっぱなし！出張の片付けくらい自分でしてよね」と思いながら中身を取り出し、洗濯物を洗濯機へ入れようとすると、荷物の間からくしゃくしゃになった紙切れがひらひらと出てきたのだった。

「レシート......。何度も洗濯物と一緒にするなって言ってるのに！」ため息をつきながら捨てようとした際、目に入ったのは有名店ジュエリー店の名前で明細には消費税込み11万円のネックレスを購入した記載がされていた。

「11万円？ジュエリー店で？まさか私へのプレゼント……？」

実はその月、結婚記念日を控えていたため最初は自分へのプレゼントだと思った千佳さん。

しかし明細の日付を見ると購入したのは２か月前。

妻の自分へ購入してくれていたとしても高額すぎるし、サプライズが苦手な夫が２か月前にネックレスを購入するはずがない。

なんだか怪しい......。明細書をぼーっと眺めながら胸騒ぎがした。