「イケイケで大量発注するものだから、結局たくさん廃棄が出ちゃうんですよ。今年こそは大丈夫、売り切る気持ちで行こう、でも売れなくて廃棄の山、毎年その繰り返しです」
「おでんの販売期限は短いので、だいたい仕入れてから3日ほどで販売できなくなります。
結局予約販売でも売り切れず、店頭販売でも売り切るのは限界。
そのまま捨てるのはもったいないので、廃棄前提で鍋の中にぎゅうぎゅうに詰め込んでとりあえず販売の形を成しています。それでも売りきれないので、すぐに全部捨ててまた鍋の中にぎゅうぎゅうに詰め込む。去年はおでんの鍋いっぱいに牛すじが100本くらい刺さっていました」
廃棄されたおでんは、袋のままゴミ箱行きとなるそうだ。近藤さんのお店ではこんな光景も見られたという。
「コンビニの裏側って、ゴミを捨てる倉庫があるじゃないですか。セールのあとに扉を開けたら、全部卵で埋まってて(笑)倉庫いっぱいの卵は圧巻でしたが、あれはさすがに引きましたね」
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