【後編】「ポリ袋いっぱいに5万円分のゴミが」コンビニのフードロス、バックヤードが悪戦苦闘している理由。

「コンビニの廃棄が問題になるのは、確かにもっともだと思います。でもいろんな種類やジャンルの商品があって、キャンペーンの企画も様々。何でも揃っていて便利なコンビニですが、なかなか全部を管理するのは大変です」

このような問題を受けて、コンビニ本社の方でも対策が検討されているらしい。近藤さんの身の回りでも、最近こんな変化が起きていると言う。

「最近ではAI発注なんてものも出てきましたね。人間だと予測が難しいし、間違って大量に注文してしまうこともあったりするので、AIに頼めるならそっちのほうがいいかもしれません。将来は基本AIが発注をかけて、人間が少し修正する程度になるんじゃないでしょうか」

コンビニだけでなく世界で騒がれるフードロス問題だが、少しずつ対策は検討されているらしい。今後もっと大きな話題になれば、対策はさらに進んでいくのではないだろうか。

TEXT：鮫島祐樹