【後編】焼肉をおごり、なぜか高級財布をプレゼント。部下にパパ活？　最愛の夫の心境がわからない。

「いくらなんでも奢り過ぎだと思いました。ヤキモチっていうより、腑に落ちなかったんですよね。志保だって友達と食事しょっちゅう行ってるだろ、それと同じだよって言うけど、なんか変ですよね。まあ、ダンナは私を食事に連れていくこともあるし、記念日にはプレゼントもくれてますし、私をないがしろにしているわけではありません。ただ、誰がどう見ても彼女の扱いは特別です」

志保は、できれば夫に奢ることをやめさせたいのだが、何を言っても聞く耳を持たないので、良いアイデアや助言を寄せてもらうために話を聞かせてくれたと志保は言う。

確かに簡単そうで解決の難しい悩みではありそうだ。しかし、その後短い間に問題の質は大きく変わってしまう。

「言いにくいんですが、ついに物を買ってあげたみたいなんです。それも、クロエの財布です。ブランドものをプレゼントするまでになっちゃうなんて。これって体のいいパパ活なのでしょうか。だったらまだいいんだけど」