ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 女たちの事件簿

「思わずバックヤードで…」コンビニの副店長が堕ちた、職場不倫の背筋も凍る修羅場。

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

コンビニは「日本を写す鑑」と言えるかもしれない。全国津々浦々、老若男女、さまざまな人が訪れ、さまざまな人が働いている。
東海地方にある、大手コンビニで副店長をしている酒巻千鶴さん(33.仮名)。今回は過酷な業務で思い詰めていた中、ふとした出会いから不倫騒動に発展してしまった話を酒巻さんから聞くことが出来た。

@Getty Images

酒巻さんは高校時代からコンビニでアルバイトをしており、大学卒業後は一般企業に就職。大学時代から付き合っていた恋人と結婚し、現在は2人の子どもの母親である。結婚を機に退職してから、またコンビニでパートとして働き始めた。

「やっぱり私は接客業が好きなんだって気づきました。元気な声でお客さんの相手をするのがすごく楽しいんです。もう12年もやってるのでほとんどの事は分かります。だから副店長の話をもらった時は、すごく嬉しかったです」

シフトリーダーだった酒巻さんは、オーナーの意向で副店長へと昇進した。仕事ではやりがいも増えた反面、難しい問題に苦労することも多かったようだ。

「これまでは朝の時間に、同じ年代の主婦の方と働くことがほとんどでした。コミュニケーションも取りやすくて楽しかったんですけど。副店長になってからはシフトの問題で午後に働かないといけなくなって……。新人の若い学生とか、退職したお年寄りと一緒になる事が多かったです。
思い通りに動いてくれなくて、イライラする事が増えました。それ以外にも経営面や本部とのコミュニケーションでストレスを抱えることも多くなりました」

そんな時出会ったのが、コンビニの配送業者の木嶋勇人さん(仮名・25歳)だった。

木嶋さんは夜にお弁当やドリンクなどを配送に来る配送業者だった。

「最初はあいさつする程度だったんです。でも彼が笑顔で目を見てあいさつしてくれる姿に心がときめいてしまって……苦しい時の癒しになりました。正直、旦那にはもうそういう気持ちは無くなっていたんですよ。でも彼は若いしイケメンで、心がキュンとなりました」

そんな酒巻さんの好意が伝わったのか、木嶋さんと少しずつ会話をすることが増えていったという。いつしか酒巻さんの楽しみは、木嶋さんと会って束の間の時間を楽しむことになっていった。

「木嶋さんは配送したらすぐ別の店舗に行かないといけないので、話す時間があまりにも短いんです。仕事のことで相談したいと、思い切ってLINEの交換を頼んだら彼はOKしてくれました」

酒巻さんは仕事の話以外にも、自分の悩みも木嶋さんに話すようになった。
真摯に話を聞いてくれる木嶋さんに、酒巻さんは溜め込んでいたものが止まらなくなったという。

「LINEで悩みを話すようになってから、いつものように木嶋さんがお店に配送に来たんです。雑貨や飲み物を運んできた彼と、誰もいないバックヤードで2人きりになってしまったんです」

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏が言う。

「職場不倫は想像以上に蔓延っています。なぜこの人がというような立場にある人が、そのぬかるみにハマっていることも少なくないんです』

◇この時の遭遇が、期せずして酒巻さんの運命を変えてしまうことになる。次回では、二人を待ち受けていた「コンビニ修羅場」を詳報する。

ライター 鮫島祐樹



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5