【後編】焼肉をおごり、なぜか高級財布をプレゼント。部下にパパ活？　最愛の夫の心境がわからない。

転職を機に実家を離れ、住まいも職場も慣れないなかで不安そうだったというその女性社員に、夫は会社のことや地域のこと、美味しいランチを出す店などをせっせと教えた。

「最初に食事をご馳走した翌々日かな、また彼女をランチに誘って奢ったと私に報告してきたので、何それ？ って思いました。彼女が１人外食は苦手だと言うから誘ったと。だったら会社で弁当食べてればいいのに……そう思いません？ ダンナもダンナだけど、その子もその子だなと思ってしまいました。でも私、またいい女ぶりたいというか、余裕見せたがってしまって。へえそうなんだ、喜んでた？ 良かったじゃん、とか言ってしまって」

夫はその後も、行ったことがない店に初めて行く際、彼女に同行してもらったとか、雰囲気が可愛くて男1人で行くのが恥ずかしい店だからランチにつき合ってもらった、などと言い訳を交えつつ報告をしてくるようになったという。

「その頃は『お気に入りの部下ができたな、なんか妬けるわ』というくらいだったんですが、不安になったのは晩御飯まで奢り出した時ですね。でも、やはり安心ポイントは私に全部報告してくるということ。口説いてるとか、そういう関係になってるなら、普通は妻になんか報告してきませんよね」