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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「自分の股間を指さして……」Uターン移住の落とし穴。若嫁があきれた前時代的セクハラ集落

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「『そんなに寄り合いが嫌なら、金輪際出る必要ないよ。ツレたちはあんな集会無くそうぜって話してるから……』って夫は言いました。そう思うなら今意見しろよ、と内心思いつつ、私はそうさせてもらう!と宣言したんです。舅と姑にも、連絡もなく家に来るのはやめてくださいと言いました。思いっきり嫌われましたが」

宣言通り、麗香は翌月の寄り合いへ手伝いに行かなかった。ご近所や舅姑から何を言われるか不安だったし、そんなどうでも良いことで悩んでいる自分自身が嫌で仕方がなかった。

そして、不安は的中した。麗香の行事欠席に腹を立てた婦人会(仮名)の長がクレームをつけてきたのだという。

男衆の寄り合いに欠席したことを糾弾されるのではないかと恐れて女性集会まで欠席したため、婦人会のメンバーは麗香に対して非難囂々なのだと。

「まずは姑に話が行ったらしく、姑からお小言を言われました。『ここではご近所づきあいがいちばん大事だし、嫁の中でも若い者から動くっていう伝統があるんだから……』と。それで私、姑にセクハラのことを言ったんです。お義父さんが、とは言わなかったですが、お尻まで触られたと」

だが、嫁の訴えにも、姑は全く聞く耳を持たなかったそうだ。



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