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FASHION こじラグ

【世界最高峰のモッズコート!】日本が誇る生地開発とイタリアの加工技術が結実して誕生した、唯一無二の一着とは?

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自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

化繊なのに、色落ちやアタリなど経年変化を楽しめちゃう魅惑のアイテム!

さて、293回めの自腹買いは、Ten C(テンシー)の「PARKA(パーカ)」です。

Ten Cといえば、STONE ISLAND(ストーンアイランド)のチーフデザイナーを務めたPaul Harvey(ポール・ハーヴェイ)と、CP COMPANY(シーピーカンパニー)のデザイナーだったAlessandro Pungetti(アレッサンドロ・プンゲッティ)の2人がタッグを組んで、2010年にスタートさせたイタリア発のブランド。

さらに さかのぼると、ポール・ハーヴェイはセントラル・セント・マーチンズを卒業した後、90年代半ばにはSABOTAGE(サボタージュ)で活躍し、爆発的な人気を博した "あの"ショットガン加工のスウェットを手掛けたことでも有名です。

本物の散弾銃を打ち込んでダメージ加工を施していたため 一点一点雰囲気が違ったのと、すでに着込んだような色褪せた風合いは当時のファッション好きを熱狂させ、後に似たようなデザインの服が巷に溢れました。

そんなポール・ハーヴェイが、”デザインだけ、機能だけの服の時代は終わった。一生着られる服を作る"というコンセプトを掲げ、20世紀のミリタリージャケットをデザインソースに、革新的な素材にイタリアっぽい色気を加えた本格ウェアを展開するというのだから、放っておけるわけがない!

ってなワケで、まずは最もTen Cらしい「PARKA」を清水ダイブしてみたわけです。

デザインは、1950年代にUSアーミーが採用していたフィッシュテイルパーカ、いわゆるモッズコートからインスピレーションを得てます。

とにかくボリュームのあるフードには縁にワイヤーが仕込まれており、形状を自由に変えることができるという特殊なつくり。チンガードだって かなり大ぶりです。

ただ、このフードは着脱可能でノーカラーコートとしても着られます。

そして、やっぱり…



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