ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エコラグ」

梅雨時期に活躍必至! BLACK MILITARY BY YOSHIMASA HOSHIBAのモッズコート

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録
エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

ヴィンテージの雰囲気を残しながらモダンに昇華

この「M-51フィールドパーカ」(通称モッズコート)は、1PIU1UGUALE3(ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ)とのコラボによるカプセルコレクション「BLACK MILITARY BY YOSHIMASA HOSHIBA」の第15弾。

原型は1951年に米陸軍に制式採用された野戦用コートで、主に極寒期・地帯の戦地や早朝・夜間の警備などで着用されていました。

ちなみにモッズコートという通称は、1960年代の英国で3ボタンスーツに身を包んだ「モッズ」と呼ばれる若者たちが、ベスパなどのスクーターに乗るときの防寒や大切なスーツを汚れから守るためにはおっていたことから。

その後、M-51の後継モデルとして登場した「M-65フィールドパーカ」ととてもよく似ていますが、M-65はフードが完全に取れるのに対し、M-51はファーが取れるけれどフードがついたままというのが特徴です。

BLACK MILITARY BY YOSHIMASA HOSHIBAでは、これまでタイトなアイテムが主流でしたが、この春はたっぷりとしたシルエットのコートがいいと思い、こちらに着目。もともとがフィールジャケットの上にはおってさらなる防寒性を確保するオーバーコートだったため、全体的に大きめなつくりになっていて、いまのビッグシルエットのトレンドにもはまると思ったんですよね。

オリジナルのM-51フィールドパーカにこだわって、古着やデッドストックで手に入れるのもいいのですが、僕の場合はやはり着ていて重く感じてしまうのと古着特有のニオイが苦手なんですよね。それに、大人がそれをいまのスタイルに合わせるのはちょっと難しいかなと……。

「踊る大捜査線 THE MOVIE」シリーズ(フジテレビジョン)で青島刑事(織田裕二)が着ていた“青島コート”のイメージが強過ぎるんですよ。「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」「レインボーブリッジ封鎖できません!」みたいな。



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5