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コレで見納め? 最後のドリフトマシーン、新型BMW M2発進!

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新型M2とM4の出力差はクラス分けというよりも、おそらくエンジンルームの容量からくる吸排気系パーツの取り回しの問題かと思います。パーツナンバーで追わないと正確なことはいえませんが、エンジン本体の構造やパーツの素材や製法は変わらないと予想されます。

先代M2クーペとの大きな違いはディメンション以上にエンジンが異なります。搭載されるエンジンはロングストローク型のS55エンジンであり、対するS58はショートストローク型エンジンです。ボディサイズは全長4475×全幅1855×全高1410mmでホイールベースが2695mm。新型はややサイズアップした感じです。

新型M2クーペもうひとつのトピックは、3ペダルのマニュアルトランスミッション(欧州ではオプション設定)を搭載した点です。2ペダルの自動変速機ステップトロニックが既にある以上、MTの設定は大いに議論を呼んだそうですが、BMW MのCEOフランク・ファン・ミール氏がGOサインを出して無事解決。コアな自動車ファンとしてはスんバラシイ! の一言です。

好みがわかれる内外装のデザインですが、新時代BMWを感じさせるのがコクピットの眺めです。もはや深堀のメータークラスターはなく、PCよろしく横長のワイドスクリーンが並びます。こういったデザインは個々の嗜好により先代を求める方もいらっしゃると思います。

ザックリいうと先代よりサーキット性能を高めたという新型M2。Mモデルファンは世界中にいますし、その生産数を考えれば高倍率モデルであることに変わりはありません。まだまだ機能的に解説を要する部分はありますが、今回はこの辺で。BMW初見さんは少なくともこのクルマを入手するには相応のディーラー参りが必要です。心してご準備くだされ!

Text:Seiichi Norishige

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