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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

コレで見納め? 最後のドリフトマシーン、新型BMW M2発進!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

M謹製直列6気筒エンジン搭載の後輪駆動モデル。6MTも用意

BMW Mのエントリーモデル新型M2が発表されました。モデルコードはG87。欧州市場のデリバリーは2023年5月。日本導入モデルがいつ受注開始になるのか不明ですが、納車まで半年、1年は当たり前な時代だけに、Mモデルファンはいまから臨戦態勢を整える必要があります。

通常のカタログモデルでもスポーティなBMW各車ですが、そんなBMWファミリーのなかでも”M”は特別なモデルです。そしてMという文字の後に一桁数字が付けば、エンジンからシャーシまで機能部品の多くがレーストラックでの走行を楽しめるスペシャル仕様となります。

新型M2クーペに搭載されるエンジンはM3&M4と同じ、レース譲りの高剛性クローズドデッキのシリンダーヘッドをもつ“S58B30A型”エンジンが採用されます。BMW自身「これが純粋な内燃機機関を搭載した最後のモデルになる」といいますから、コレだけは買っておけ案件な1台。未来の名車となること間違いなしなのです。

ちなみにM240iクーペに搭載される直6エンジンはオープンデッキのB58B30B型です。駆動方式はAWDでありトランスミッションはATなので、そもそもキャラクターが異なります(そしてお値段も)。このあたりをキッチリ整理しておかないと不毛なクルマ論戦が展開されることになりかねません。同じ2シリーズベースで比較するよりも兄貴分のM4クーペと比較すべきかなと思います。 

【BMW M2クーペ】
ボディサイズ:全長4560×全幅1887×全高1403mm
ホイールベース:2747mm
トレッド(前後):1617 / 1605mm
エンジン:S58B30A
ボア×ストローク:90.0×84.0mm
総排気量:2993cc
圧縮比:9.3
最高出力:338kW(460ps)/ 6250rpm
最大トルク:550Nm / 2650-5870rpm
トランスミッション:8速ステップトロニック(withドライブロジック)・6速MT
タイヤサイズ(前後):275/35(9.5J) ZR19 100Y XL・285/30(10.5J) ZR20 99Y XL
希望的予想価格:1000万円

【BMW M4クーペ】
ボディサイズ:全長4794×全幅1887×全高1393mm
ホイールベース:2857mm
トレッド(前後)1700 / 1775mm
エンジン:S58B30A
ボア×ストローク:90.0×84.0mm
総排気量:2993cc
圧縮比:9.3
最高出力:353kW(480ps)/ 6250rpm
最大トルク:550Nm / 2650-6130rpm
トランスミッション:6速MT
タイヤサイズ:275/40(9.5J) ZR18 103Y XL・285/35 (10.5J)ZR19 103Y XL
日本価格:1325万円~
※各種データは本国仕様



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