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モリゾウはガチ!GRカローラ買うならどのグレードがいいか?日本未導入グレードとともに検討してみた

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

2022年6月に日本向け仕様が発表された、トヨタ「GRカローラ」。いよいよ今秋に発売開始となる予定だ。GRヤリスのエンジンをチューンして32psもパワーアップしたスポーツ4WDである、GRカローラは、まず第一弾として、ベース仕様の「RZ」が今秋に登場、その後、さらに特別仕様車の「モリゾウエディション」が登場する計画となっている。が、北米トヨタが9月14日に発表したプレスリリースでは「Circuit」という、3つめのグレードも発表されている。ちなみに、この北米トヨタ発表のグレードは日本市場向けには発表されていない。RZ、そしてモリゾウエディションについて振り返るとともに、この「Circuit」についてもご紹介。そのうえで、「買いのグレードはどれか?」について、考察しよう。

 

■「モリゾウエディション」はガチ!!

日本市場に導入予定のGRカローラは、「RZ」と「モリゾウエディション」の2グレードがある。異なるのは、エンジンのスペックとトランスミッションのセッティング、タイヤ幅、ショックアブソーバー、シート(モリゾウエディションは後席レス)、インテリアのトリムパーツ、エクステリアのカラー、など多岐にわたる。

GRカローラGRヤリスの1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジンから32ps高め、最高出力は224kW(304ps)/6500rpm、最大トルクは370Nm/3000-5550rpmのスペック。写真のモリゾウエディションは、最大トルクをプラス8%、400Nm/3250-4600rpmにまで引き上げている

まずエンジンの違いだが、前述した通り、RZは、GRヤリスの1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジンから32ps高められた、最高出力は224kW(304ps)/6500rpm、最大トルクは370Nm/3000-5550rpmのスペックとなる。モリゾウエディションは、そこからさらに、最大トルクをプラス8%、400Nm/3250-4600rpmにまで引き上げられている。特に、中回転域のトルクを高めたことで、ただでさえ強烈な加速性能が、さらに強化された。

GRカローラ

6速マニュアルトランスミッションも、モリゾウエディションでは、(GRカローラRZに対して)セッティングが変えられており、ディファレンシャルギアのローギアード化と、1~3速のクロスギアレシオ化により、動力性能の向上と、気持ちのよいギアのつながりを実現したそうだ。

GRカローラ245/40R18サイズのミシュラン・パイロットスポーツCUP2を装着するモリゾウエディションの足回り

モリゾウエディションではさらに、RZ比で10mm拡幅したミシュランのハイグリップタイヤ(245/40R18 パイロットスポーツCUP2)を採用することで、コーナリング時の安定性、ブレーキ性能を向上したほか、足回りには高性能なモノチューブアブソーバーを奢り、身体全体をホールドする専用セミバケットシートまでも採用。後席シートは取り払われ、30kgもの軽量化を達成する、という気合の入りようだ。

GRカローラ

インテリアの装飾も、ドアトリムオーナメントやインストルメントパネルなどへは、鋳物ブラック塗装を施し、ステアリングホイールやコンソールには、高性能スポーツカーに多くみられる、上質なウルトラスエード表皮を採用。エクステリア色には、モリゾウエディション専用のマットスティールを設定し、ウィンドシールドガラスには、モリゾウサインが施されている。



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