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ダイハツ・コペン誕生20周年の歴史に埋もれた激レアクーペを見逃すな!

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ダイハツはなぜコペンから派生モデルを作れたのか? その理由は現行型2代目モデルから採用した新骨格『D-Frame』にあります。トラッドなフレーム構造の強靭さと現在主流のモノコック構造を取り入れたこの新骨格、ボディパネルそのものにはほとんど応力がかからないので、既存モデルと違い面強度を考えて設計しなくてOK。

現在のラインナップを見ればわかるように、コペンにはメカちっくなデザインの『Robe』と『XPLAY』、初代モデルを彷彿させるクラシックな『Cero』、そしてトヨタへ供給する『GR SPORT』と4つのスタイルで生産しています。このように造形の異なるクルマ(ボディパネル)でも容易にスキンチェンジができてしまうのです。

無論、納車後に別のボディカラーに変更することも可能。同社ではこの交換パネルをキット化し『DRESSパーツ』と呼んでいます。相応の対価は必要ですが、例えばボディカラーを白から黒、あるいは原色の赤や黄色など気分次第でカラーチェンジ可能。「お隣さんのクルマが派手な赤になった。同じクルマだけど長年乗ってたし買い替えたのかな?」なんて奇跡がコペンなら起こせます。

話しが少々それましたが、スタンダードのコペンでも奇跡のようなクルマなのですが、骨格が優秀だから走りがいいのは確かです。さらに走りを意識したクーペとなれば、コレはまた別格の存在です。世界的に見てもこんなコンパクトな2ドアのスポーツクーペは存在しません。

初代コペンからクルマ作りのこだわりはハンパなく、現行型でもビルシュタインのダンパーやレカロシート、MOMOのステアリングを装備可能。アクセサリーも豊富に用意されています。そんなコペンのクーペ版。その歓びは無限大なのです。

Text:Seiichi Norishige

ダイハツ



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