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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

ダイハツ・コペン誕生20周年の歴史に埋もれた激レアクーペを見逃すな!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

いつでもどこでも楽しいコペンの魅力は尽きない

唯一の軽オープンスポーツ『ダイハツ・コペン』が20周年を迎えました。初代モデルは2002年6月19日に誕生。デビューから20周年を迎えたいま、ハタチを記念した1000台限定の特別仕様車のアナウンスも手伝ってか話題が沸騰しています。ボディカラーは全8色。

現行型である第2世代モデルへとフルモデルチェンジを行い発売が開始されたのは2014年6月19日。代替わりしてもコペンは普通車とは違い、軽自動車規格なので、ボディサイズやエンジンが想定外に大きくなることはありません。

デビューから既に8年を経過していますが、先代を思えばまだまだ序の口。将来的にはいずれ電動化されるかもしれませんが、少なく見積もっても2025年頃までは新車で買える嗜好品であるはず。実際に乗ってみると、不思議なことにホッとしたり、口元が緩み笑顔になったりシアワセ気分。まさに価値ある1台です。

そんな希少車であるコペン生誕20年の歴史を振り返ったとき、超絶激レアなモデルが存在しています。それが今回ご紹介する『コペン・クーペ』です。発売は2018年12月19日。限定200台という生産数と相まって、中古車市場に出回るのは稀。それでもWeb検索してみると5台ほどヒットしました。必要な予算はコミコミ250万円以上、300万円未満という感じ。

このモデル、唯一の軽オープンスポーツである本家コペンを否定するものではありませんが、ポルシェ・ボクスター&ケイマンの関係性を思えば決して不思議ではありません。ただでさえタイトなコクピットのコペンですが、このクーペにはルーフが開かない歓びがあります。

スタンダードのコペンはアクティブトップという、いわゆるハードトップカブリオレでクーペスタイルも楽しめるのですが、独特のクーペフォルムは唯一無二の世界観であり、まさに異次元。根本的に魅力が異なります。もしガレージに2台収めれば満足感は爆増。圧巻の風景となります。コレ1台でもコレクション冥利に尽きる1台。

「コペン・クーペをカタログモデルに!」という声もあったそうですが、なんせコペンそのものが多くの人出を必要とする限りなくハンドメイドに近いモデルです。ダイハツはこのコペン・クーペを作るにあたりルーフ素材にCFRPという複合繊維素材を採用。スタンダードモデル比20kgの軽量化を達成しています。しかし、その強いこだわりが月産40台という状況を作ります。



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