ザックリと車体の大きさとパワーユニット3種のスペックです。
【新型プジョー308 HB / SW】
・HB（5ドアハッチバック）
全⻑4420mm×全幅1850mm×全高1475mm、ホイールベース 2680mm
・SW（ステーションワゴン）
全⻑4655mm×全幅1850mm×全高1485mm、ホイールベース 2730mm
美しいデザインと相まって車格が上がったと感じるのは、サイズアップしたそのボディも要因かと思います。注目はHBとSWでホイールベースが50mmも違うこと。つい見逃してしまうのですが、プジョーは2つのモデルでしっかり作り分けしています。以下のデータは先代モデルとのディメンション比較です。
・HB：全⻑＋145mm、全幅＋45mm、全高＋5mm、ホイールベース＋60mm
・SW：全⻑＋55mm、全幅＋45mm、全高＋10mm、ホイールベース±0mm
【新型プジョー308 パワースペック】
・1.2L 直列3気筒DOHCターボ（ガソリン）
最⾼出⼒130ps、最大トルク250Nm、燃費 17.9km/l（WLTCモード）
・1.5L 直列4気筒DOHCターボ（ディーゼル）
最⾼出⼒130ps、最大トルク300Nm、燃費 21.6km/l （WLTCモード）
・HYBRID（PHEV）
1.6L 直列4気筒DOHCターボ（ガソリン）
エンジン最高出力180ps＋モーター最高出力110ps、システム出力225ps
欧州では一足早く発売された新型プジョー308ですが、その乗り心地と走りのバランスに評価が集まり新型も猫足が健在の様子。同社によれば人気のパワーユニットはクリーンディーゼル搭載車で最量販モデルなんだとか。日本仕様のモデル展開も上級グレードのGTが用意されるのはこの1.5Lのディーゼルエンジン搭載車です。
電動化の波にPHEVに注目される方も多いと思いますが、搭載するバッテリー容量は12.4kWhのリチウムイオンです。エレクトリックモード（EV走行）での走行距離はWLTC計測で64kmとなります（HBの例）。同社のアナウンスによれば、充電時間の目安は200V3kWチャージャーで約5時間、6kWで約2時間半。
気になる納期です。早期オーダーの方は7月納車予定と聞きますが、最新型だけに多少待たされても楽しみが増えそうな気もします。なお、プジョー正規ディーラーでは6月18～26日の期間「ALLURE DRIVING フェア」を開催中。公式HPからクーポンを申し込みコレを訪問時に見せると「プジョーオリジナルクーラートート」（ロゴ入り）がプレゼントされます。この機会に販売店の雰囲気をチェックしてみてはいかがでしょうか。
Text：Seiichi Norishige
