ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 店主の拘りが強い店

ポツンと洋服屋。住宅街にある超人気店に潜入してみた!

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

【POST 78のトリセツ③】商品のミックス感がちょうどいい


エンダースキーマの革小物が充実のラインナップ

定番だけに安住せずに、いい意味で常連を裏切る品揃え

POST 78のオープン当初は、NYで自らが買い付けてきたモノや、日本ブランドでは岡山を拠点にアメリカンカジュアルがベースのブランドWORKERS(ワーカーズ)、さらに革小物はHender Scheme(エンダースキーマ)をいち早く導入。それから仕入れ先を探しながら徐々にブランドやファクトリーブランド、そして最近人気のデッドストックなどを増やしていったそうです。

松本さんは、「自分が並行輸入物や古着も好きで、今はメンズの構成の半分ほどがデッドストックを中心とした古着になっています。とても良い仕入れ先と縁があって、クオリティの高いデッドストックが店に並びます」と説明。


左/デッドストックのフランス軍M52のチノショーツに製品染め(オーバーダイ)を施した、オリジナルには存在しないブラックカラー仕上げ1万4080円、右/フランス軍M52チノショーツ1万3200円

現在、ブランドはBONCOURA(ボンクラ)やワーカーズなどのベーシック&クラシックと、Kinloch Anderson(キンロックアンダーソン)やLe Sans Pareil(ル サン パレイユ)のフレンチテイスト、さらにFreshService(フレッシュサービス)のようなイマドキブランドまでカバー。ファクトリーブランドはベーシックなカットソーブランドgicipi(ジチピ)などを取り扱っています。


右/スウェーデン軍ノーカラーシャツ1万1000円、左/デッドストックのイタリア海軍のオフィサーシャツ1万3200円

「オープンして8年目になり、仕入れ先が安定してきましたが、“変えていく”ことは意識しています。ボンクラもワーカーズもベーシックですがちゃんとシーズン性やトレンドを意識して変えていくブランドで、定番ブランドもサイズの仕入れを変えたり、色数を増やすなど、いい意味で常連を裏切るような目線を変えることは意識するようになりました」と言い、「ブランドものと古着などのジャンルを混ぜながら、こちらが決めつけ過ぎず、お客さんに楽しんでもらえるような品揃えを考えています」と続けます。


中央/ヨーロッパでピックアップされた、希少なフリーメーソンのゴールドリング(丸)8万5800円、(四角)9万7900円、その他のリングは、アメリカで90年代に製造されたポロラフルローレンのシルバーリング各1万9800円

松本さんにメンズの魅力は?と尋ねると、「変化と安定ですね。好きなモノのベースは変わらないけど、同じモノを着ていたら飽きます。501はずっと穿いている、チャンピオンもよく着ているし、軍パンも好き。そこにシーズン性のあるものを混ぜていくのが、メンズの面白さだと思います」と、明確に答えてくれました。

POST 78
東京都目黒区平町1-23-18 102号
03-6459-5855
15:00~20:00(月曜~金曜)
14:00~19:00(土日休日)
火・水曜休

Photo:Yuuji Hirose(Quand Photos)

Text:Makoto Kajii



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5