ファッション好きにとって、メンズショップの店主やスタッフと話をするのは何よりも楽しい。
マニアックで博識でクセがすごい店の“トリセツ”を紐解いていく連載、今回は「都立大学に名店あり」と評判のショップ「POST 78」の代表、松本稔さんにお話を伺いました。
【POST 78のトリセツ①】POST 78が「超・個人商店」のワケ
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人気店なのに、松本さんが全部一人で仕切っている!
東横線のお隣の学芸大学や自由が丘、祐天寺にはファッションショップが多いのに、都立大学は、松本さん曰く、「うちのPOST 78と古着屋が一軒」というロケーション。そんな住宅街にある店にわざわざ来る人は、品揃えが気に入っていて、店の雰囲気を居心地良く感じているのでしょう。
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デッドストックのジャーマントレーナー2万3100円
10坪ほどの店に「商品構成はメンズ8割、ウィメンズ2割ぐらい」というPOST 78の代表の松本さんは、店番や品出しはもちろん、ブランドの展示会まわりから、売り上げが好調だというECショップまで、ほぼ一人でやっているそうです。「だから平日は15時オープンなんです」と笑いますが、店の隅々まで松本さんの目配せが行き届いているゆえの「名店」です。
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