アレン・エドモンズの「フィフスアベニュー」
続いては、隆盛を極めたアメリカの靴、正統派な英国靴の回に続いての登場となる@ramo.com1207さんの投稿から。アレン・エドモンズ(Allen Edmonds)のパンチドキャップトウ「フィフスアベニュー(Fifth Avenue)」です。
1922年、アメリカ・ウィスコンシン州の小さな町ベルギー(Belgium)で創業したアレン・エドモンズ。
釘や硬い鉄のシャンク(土踏まず部分の芯)を使わないため、足に合わせてフレキシブルに屈曲して足に馴染み、履き心地の優れた靴として人気を博し、アメリカ歴代大統領の数名は就任の際このブランドのシューズを着用していたといいます。
現在も創業当時の伝統を受け継ぎ、熟練の職人が212もの工程を経た靴を作り続けている老舗です。
@ramo.com1207さんはチェスナットカラーの「フィフスアベニュー」も持っていたので、さすがの色ち買い! 足馴染みが良くて歩きやすく、タフな作りなので惹かれてしまう理由は分かりますが、2色揃えるとはお見事です。
どちらも、というか所有するすべての靴のお手入れがいつも行き届いており、見ていて気持ちが良い。
パンツやソックスとのコーディネートも素敵なので、足元だけでなく全身コーディネートを見たいのは僕だけではないはずです。
ボノーラのプレーントゥ オックスフォード
次にご紹介するのは、@yaayuuyoさんの投稿。ボノーラ(BONORA) のプレーントゥ オックスフォードです。
1878年イタリア・ボローニャにて、従兄弟だったオリヴェロ・ボノーラとイルデブランド・ボノーラによって創業したボノーラ。
創業当初はビスポークが中心。ハンドメイドシューズのファクトリーとして有名で、ジョンロブのトップレンジの靴の製作を請け負っていたと聞けば、どれほど技術力が高かったのかが理解できると思います。
2003年頃に親会社の倒産から営業停止。その後、モレッティ家の資本で復活を遂げましたが、それまでのようなボノーラでは なくなってしまいました。
@yaayuuyoさんのボノーラは、イタリアンスクエアトゥで、ウェルトを削り取って大きく絞り込んでいるウェスト部分から判断するに、恐らく旧ボノーラ。
営業停止から約20年が経過しているため、今後状態の良いものを見つけるのは困難でしょうから、こまめにメンテナンスして大切に履いてあげてください。
そして、その様子なども投稿して頂けると嬉しいです。