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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

気絶級のカッコよさ。レクサスRZ続報!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

衝撃のデビューまであと1年? わかっていても我慢できない!

2021年12月16日(現地)。北米のレクサスは話題のSUVでありバッテリーEVの『レクサスRZ450e』のエクステリア画像を公開。プレスリリースには「The all-new Lexus RZ 450e. Where sustainability meets sleek lines and power.」とだけ記載されていましたが、具体的にモデル(グレード)名の『450e』を明示してきたことから、この状態がほぼ最終形であることがわかります。

一方、日本では12月14日にトヨタは『バッテリーEV戦略に関する説明会』を開催。その席上、豊田社長は「2030年までに30車種のバッテリーEVを展開する」と明言。そして同時に、プロトタイプ車両を、トヨタブランド12車種、レクサスブランド4車種を公開しました。残る14車種は商用車を含むそうですが、この先9年間で起こりえることの半数以上を垣間見たことになります。

プロトタイプ車両16台の全体画像をご覧ください。レクサス4台は中央の列。右から『Lexus RZ』、『Lexus Electrified Sport』、『Lexus Electrified Sedan』、『Lexus Electrified SUV』の順で並びます。最前列右から2台目がトヨタブランドの『bZ4X』。『RZ』とのスケール(サイズ)感を比較してみてください。

メカニズム的にこの『bZ4X』と『RZ』は共有したモデルと考えてよさ気です。『bZ4X』のボディサイズは全長4690×全幅1860×全高1650mm。『RZ』はレクサスブランドなのでデザインの自由度は高いと予想しても、そう大差ない大きさと考えていいでしょう。おそらく、ホイールベース2850mmは共通スペックとなるでしょうか。

ちなみに長期納車待ちの人気者、ミドルSUVである『NX』のボディサイズは全長4660×全幅1865×全高1660mmでホイールベースが2690mm。ボディの大きさ自体は大差ないものの、バッテリー搭載量の多い『RZ』はその分ホイールベースが長く、室内空間は前後方向にゆとりがあるかもしれません。

いまさらいうまでもなく、この『bZ4X』はトヨタとスバルが共同開発したバッテリーEVです。その発売時期は既に2022年半ばといわれ、FFとAWDの2モデルがあることがわかっています。そう仮定すると『RZ』には『bZ4X』同様に、FFとAWDという二つのモデルが存在すると考えられます。そして発売時期は新規車種ではあるものの、順当なら2023年モデルとして2022年内に発売することが見込まれます。

これまでのレクサスの手法を考慮すると、数字の部分「450」は上位スペックのAWDを指すのでは? と予想。リアのエンブレム『DIRECT4』(AWDシステムの呼称)がその根拠となります。また、価格面では『RZ』は『bZ4X』より生産台数が少ないでしょうし、内外装の仕立てにコストも掛かるでしょうから、100~150万円高あたりが妥当なラインかもしれません。

公開された資料のなかに、レクサスが今後予定するバッテリーEVのラインナップ画像がありましたので掲載しておきます。前出3モデルの単体画像はギャラリー内で。エンジン搭載車も含め今後のレクサスブランドの展開に期待しましょう!

Text:Seiichi Norishige

レクサス



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