1950代〜1960代前後のアメリカのヴィンテージMA-1をベース
機能面を重視したアウターの中でも、旅先や出張などで一番便利だとされるのが「パッカブル」仕様のデザイン。
「pack(包装)+ able(が可能な)」というその名の通り、折りたたんで小さく持ち運べることができるのが特徴です。
ナイロン製の軽量コートや、セットアップスーツなどビジネスアイテムに適用されることが多く、折りたたんでコンパクトに収納することが一番の目的。見た目なんて、正直期待することはありませよね。
そんなパッカブル仕様の常識を覆し、革新的なアイデアで勝負するメンズブランド「INVERT(インバート)」の最新アウターをご紹介したいと思います。
「逆にする、反対にする、転回させる」などの意味を持つ「INVERT(インバート)」は、デザイナーIDEASDESIGN ⼩⼭雅⼈氏によるブランド。
“Traditional for Innovation”をコンセプト に、機能的なデザインやデザインの⼆⾯性を探り、現代的でコンフォートな価値を⽣む服を提案しています。
今回考案したのは、MA-1ブルゾンがバックパックに変身するという、その名も「パッカブルMA-1」。
こちらは、様々なヴィンテージ好きのデザイナーとMA-1好きのディレクターで考案したもので、1950代〜1960代前後のアメリカのヴィンテージMA-1をベースに制作されています。
当時の着丈の短い雰囲気や丸みのあるフォルムを⽣かし、現代的に着やすいようにアップデート。
着丈のバランス袖幅、袖⼭の⾼さなど計算尽くされたフォルムで完成度を上げ、⼤⼈がサラリと着て様になる本格的なブルゾンに仕上がっています。
酸素ボンベを⽌める時に使うフロントのタブなど、オリジナルのディティールも忠実に再現。配⾊をシックにするなど、男らしくタフな印象です。
表⽣地と裏⽣地の間にメッシュを挟み込むことで、保温性をアップさせ、春先の寒い時期にも重宝します。
最大のキモは、背中⼼にファスナーを配置しそのファスナーの中にバックを仕込んでいるということ。トランスフォーマブル・ブルゾンという仕様で、ひっくり返すことでバックパックに早変わりします!
持ち運びやすさだけでなく、見た目を全く違うアイテムに変身させるというのが、目からウロコ。
どこからどうみても、バックパック! 持ち運びにも優れ、現代的なライフスタイルにマッチした最新ウェアは、今シーズンの最注目株に間違いなし。ぜひお試しアレ!
Text:Satoshi Nakamoto
【問い合わせ】
株式会社アマン INVERT(インバート)
03-6418-6035
https://www.invert.jp/