モダナイズされたゆるいシルエットが今どき!
第329回は、ロンハーマンのスウェットです。
魅力のある大人はアップデートを怠らないもの。年齢とともに増す深みがあれば、衰えるものもありますからね。だから髪型を変えてみたり、スキンケアをしてみたり。メンズ美容が定着してきているのも、衰えを防止し自身の進化を求めているからこそ。
もちろん、これはファッションにおいても同様です。特にブランドが定番でリリースしているものほど、トレンドにフィットしたものが必須に。時代に合わせた提案を続けるブランドは、進化を続ける皆様のいい相棒になってくれるはず。こちらの「ロンハーマン」がまさに。
1976年にカリフォルニアで創業したロンハーマン。誕生から一貫したセレクトを続けており、西海岸的なリラックスしたライフスタイルを提案。今ではオリジナルアイテムからカフェまで裾野を広げている、言わずと知れたスペシャリティーストアです。
そんなロンハーマンの鉄板定番である裏起毛のスウェットシリーズが、この度刷新。毎日着られる定番の魅力はそのままに、ゆとりのあるシルエットが今どきな着こなしを演出します。
吊り編み機で丁寧に織り上げられた裏起毛の本作は、通気性や伸縮性に優れた天竺生地を採用したラフな着心地のシリーズ。V字ガゼットやパーカのフライスといった、これまでデザインされたヴィンテージウェアのディテールの一切を排し、よりシンプルなルックスが特徴です。
こちらのパーカとパンツの他、プルオーバーやショーツなど豊富なバリエーションも魅力のひとつ。単体で着るもよし、セットアップでオフ着にするもよし。自身のライフスタイルに合わせたセレクトができるのも見どころです。
いくらストリートトレンドといえど、タンスから昔のスウェットを引っ張り出すなんてタブー。毎日使えるシンプルなアイテムほど、その都度アレンジが必要なんです。自身のアップデートとともに、デイリーウェアも今どきなものに買い替えてみては?
中肉厚のコットンでありながら、ハニカム素材を採用することで柔らかい着心地を実現したカットソー。程よく厚い生地なので、一枚で着ても裏透けの心配なし。コーデしやすいシンプルなルックスは、ジャケット一枚羽織るだけでシックな装いに。急なリモートでもなんなく対応できますよ。
ワーカーの鉄板パンツと言えば「ディッキーズ」の874。同ブランドの特徴であった、細いウエストに対し腿上から裾にかけたワイドシルエットは、現代においては少々野暮ったく感じることも。ロンハーマンが別注したこちらは、ウエスト部分に配された腰割りを開いているため、ストンと落ちるバランスの良いシルエットを構築します。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Takahiro Takashio
Text:Hayato Hosoya
【問い合わせ】
ロンハーマン 0120-008-752