中国の歴史書『三国志』の中に、日本列島にいた倭人(日本人)の習俗や地理について書かれた『魏志倭人伝』というものがある。
その『魏志倭人伝』によると、邪馬台国は、2世紀~3世紀に日本列島に存在し、卑弥呼(ひみこ)という女王がいて、太陽を見ながら祈祷したり、鬼道で衆を惑わしていたという。鬼道とは、骨を焼き、割れ目を見て吉凶を占うこと。つまり太陽を見ながら占い行う巫女(みこ)、名前ではなく日の巫女(ひのみこ)という職業だったのではないか。
一方で、日本に伝存する最古の正史『日本書紀』には天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、天の岩屋戸に隠れ、辺りが闇に包まれたという神話が描かれている。記述が具体的であることから、この描写は皆既日食を指しているのだろうか。
その頃、日本では247年と248年に皆既日食があった。岩屋戸の神話は、邪馬台国で見られた皆既日食に基づいているのかもしれない。そう考えると、邪馬台国も存在し、日の巫女(ひのみこ)であった天照大御神も実在したのか……。信じるか信じないかはあなた次第です。
あれ? 何の話をしてたんでしたっけ? (笑)
hoshiba
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