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「レンジローバースポーツPHEV」の走りに気絶。嗚呼、ワイルドなボディにジェントルな中身!

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今一番気になる大型SUVは IT的プラグインハイブリッド!

クルマ好きとかそうでないとかを問わず、大型SUVってちょっと魅力ですよね。大きなボディに厳ついマスクは存在感大です。運転している自分をワイルドに見せることもリッチに見せることもできるし……。

とはいえ、魅力がある分デメリットもあることは否めません。都心のパーキングでは何度か切り返して車庫入れできてもドアが開かない!なんてことにもなりかねません。まぁ、実際経験してますし。それとラインニングコストという面で省燃費はどうしても気になるところ。ワタクシ自身かつて5リッターV8エンジンのGクラスを所有していましたが、そこは閉口しました。100リッターのガソリンタンクは御殿場往復2回ですっかり空になりましたから。

Range Rover Sport PHEV
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さて、そんなこんなで気になるモデルがあります。今回紹介するレンジローバースポーツPHEV(プラグインハイブリッド)です。このクルマの心臓はなんと2リッター直4のガソリンエンジン。このサイズで直4は驚きですよね。でもそれにモーターを組み合わせることで、最高出力は404ps、最大トルクは640Nmを発揮します。イメージ的には3リッター6気筒エンジンクラスでしょうか。

で、このクルマの特徴はEVモードがあること。バッテリーのみの走行で最大48キロ走れるそうです。もちろん、道路環境や積載量によって変わるでしょうが、ガソリンを全く使わないで走れる距離があるのはいいですよね。実際に走ってみましたが、自然にEVモードに入り長い距離進みました。アクセルを踏んでもすぐにエンジンがかからないでそのままキープしてくれるのが印象的です。もちろん、ドライバーが任意でEVモードにすることもできるので、早朝や夜間の帰宅にも近隣の迷惑にならず車庫入れができます。朝一スタートのラウンドに役立ちます。

Range Rover Sport PHEV
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EVモードを多用するには充電が必要ですが、自宅の外部充電で十分です。200Vのアダプターを差し込めばそれでOK。しかもその差し込み口の場所がかっこいい。フロントグリルの一部に隠されていてオーナーにしかわからないんです。この辺のセンスはさすがですよね。

Range Rover Sport PHEV
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かっこいいといえばエクステリアデザイン。PHEVは兄貴分にあたるレンジローバーにもありますが、個人的にはレンジローバースポーツの方が好みです。その名の通りスポーティな分、アクティブな自分を演出できます。インテリアの上質感も文句なし。レンジローバーという冠に偽りはありません。レザーの肌触りは当然のこと香りもホンモノ感が漂います。英国のマナーハウスにあるリビングのようです。イングリッシュブレックファストでも飲みたくなるような。

ある意味そんなトラディショナルイメージが強いレンジローバーファミリーですが、このスポーツもそうですし、最新のテクノロジーに抜かりありません。スマートフォンとのコネクティビティは充実していて、Android AutoやApple CarPlayに対応しています。また専用アプリをダウンロードすれば、走行履歴や離れたところから燃料の残量をチェックできたり、窓の締め忘れなどを確認することができます。大型モールの駐車場で止めた位置を表示することも。けっこう便利です。

といったのがレンジローバーPHEV。イマドキ感の強い大型SUVです。英国の伝統とIT国家としてのアイデンティティを感じるモデルですね。そこに共感する方、ぜひチェックを。



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