FASHION ― エロサバ

干場の「エロサバ」

プールやスポーツジムに行くときだってセクシーに!

2019.7.24 2019.7.24
2019.7.24

前回は黒のリネンシャツと白のショーツの組み合わせを紹介しましたが、今回はトップスを黒のTシャツにチェンジ。よりカジュアルにアレンジしてみました。

究極のシンプルともいえる組み合わせゆえ、ひとつひとつのモノにこだわるのが干場流。小物のアレンジから、夏本番が近づくにつれて使う色の面積を変えていく方法まで、事細かにレクチャーします!

アイテム

Tシャツ/クロスクローゼット
ショーツ/グッタリッチ
サングラス/レイバン
時計/パネライ
バックパック/トッズ
スニーカー/ブルネロ クチネリ

連続投稿で、白のショーツを使ったスタイルです。前回が自宅の近所にちょっとゴハンを食べに外出するときの格好だったのに対して、今回の組み合わせは夏場にプールやスポーツジムに出かけるときのスタイルを想定しています。そんなわけで我ながら芸が細かいのですが、時計もダイバーウォッチにしています(笑)。

最初に言っておきます。今回もエロスは ほぼ皆無。かなり苦しいのですが、脚の毛がないのが、それにあたります。毛がない話は 91回のエロサバをお読みください。

色合わせは前回とあまり変わりませんが、このTシャツはクロスクローゼットと一緒につくった、かなりの自信作。最高峰の超長綿のなかでも初摘みの綿だけが名乗れる「スピンプラチナム」を使っています。強くて長い繊維質で、シルクのような光沢としっとりとした手触り。とにかく着ていて気持ちいい。洗濯機で洗っても簡単にヘタらないのもポイントです。あえて挙げるなら、このあたりがエロスだと思うのですが、伝わらないだろうなあ(苦笑)。

白Tに白ショーツというのも抜け感があって好きなのですが、トップスに重い色をもってきたほうがセクシーに見えるというのが僕の持論。特に、黒を使うとそれが顕著に感じられます。

Tシャツはレギュラーシルエットとビッグシルエットの2ラインを用意していて、ショーツがゆったりめのときはレギュラーシルエット、スリムなときはビッグシルエットと、バランスを変えるのが干場流です。

ここではゆったりショーツに合わせてレギュラーシルエットを選んでいます。僕の場合は、ぴったり着たいレギュラーシルエットは白3枚、黒2枚、ビッグシルエットは白2枚、黒1枚と、一気に8枚まとめ買いしました!

このTシャツ、テーラーの技法を生かしたパターンメイキングで、国内屈指の縫製工場に依頼。ジャケットの下に着てもカッコ良く見えるように首の開き加減、リブの太さ、袖の長さ、胴周りのサイズ、着丈など、何度も修整しながらバランスにとことんこだわりました。裾にはスリットを入れて、一枚で着たときもスマートに見えるような工夫をしています。

あとは、さっきも説明したように、スポーティなイメージを前面に出しながらも、ラグジュアリーな質感を大切にしているのもポイント。パネライのダイバーズウォッチ「サブマーシブル」だけではなく、上質なレザーを使ったトッズのバックパック、足元にはブルネロ クチネリのスニーカーを合わせました。

どれもオーソドックスなデザインですが、モノトーンで限りなくシンプルに組み合わせた分、こういった細部に目が行ってしまうんですよね。だから、上質な素材使いは必須。オトナはこんなところで差をつけたいですね。

夏の着こなしに関して僕なりの知恵なのですが、暑くなるにつれて同じモノトーンで合わせるにしても、白の面積を徐々に増やしていくのが好きなんです。ストイックではありますが、どんどん軽快になっていって季節感を感じられたり、それにともなって気持ちが弾んだりするわけです。ファッションってそういう側面が大事。だから、僕も飽きずに続けられているのだと思います!


今回のスタイルのキモは……。

●オトナのTシャツは、細部にこだわったものを。
●トップスとボトムスのサイズ感を変えて印象をコントロール。
●シンプルなスタイルだからこそ、素材感を重視。
●トップスに黒をもってくるとセクシーな雰囲気に。
●やっぱり毛がない脚は、無意識に自分でナデナデしてしまう……。

Photo: Ikuo Kubota (OWL)

Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


 

3冊目の書籍が発売されています。今回は、難しいとされる大人のカジュアルスタイルについて書いています。読んでいない方はぜひ!

干場義雅が教える

「究極の私服」
(日本文芸社)

2冊目の書籍は、色気についてです。
普通に見えて、なぜか人を惹きつける男の共通点について書いています。読んでいない方はぜひ!

一流に学ぶ

「色気と着こなし」
(宝島社)

1冊目は、スーツの着こなし術から世界の一流品選びまで、基本的なことやお洒落の本質について書いています。読んでいない方はぜひ!

世界のエリートなら誰でも知っている

「お洒落の本質」
(PHP出版)

【エロサバ】-Hoshipedia

「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。

Author profile

干場 義雅
干場 義雅
Hoshiba Yoshimasa

FORZA STYLE 編集長 兼 ファッションディレクター

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする小誌編集長。1973年、東京生まれ。

KEYWORDS
エロサバ

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