FASHION ― エロサバ

干場の「エロサバ」

クラシックなカジュアルスタイルにモードの気分を注入!

2019.7.17 2019.7.17
2019.7.17

長らく干場の定番だったネイビーの麻のシャツにホワイトショーツの組み合わせですが、ここにきてちょっと心境の変化が生じています。

数シーズン前から気になっている90年代モードの気分を、普遍的なスタイルに応用したらどうなるか。色使いを変えるだけでも、グッと今の気分を味わえるんです!

アイテム
シャツ/マリア・サンタンジェロ
ショーツ/ポロ ラルフ ローレン
サングラス/レイバン
ネックレス/ダミアーニ
時計/ブライトリング
靴/WH

久しぶりのエロサバです……。やらなきゃ、やらなきゃ、と思いつつ、いつから更新していなかったのかさえも思い出せない始末。本当に申し訳ありませんでした!

今年は7月だというのに、肌寒い日が続いていますね。梅雨明けも去年より遅れているみたいだし、早く“世界でいちばん暑い夏”(by PRINCESS PRINCESS)がやってきてほしい! 8月の風を抱きしめて♪ 飛び立つふたりのサヴァンナへ♫ 駆け抜ける ゼブラのストライプ♪ 舞い上がる 砂の嵐♫  好きだったなー、奥居香の歌声。あれ、何の話しをしてたんでしたっけ?

そうそう、エロサバでしたね。最近、90年代ファッションからインスピレーションを受けることが多く、黒を着る機会が増えているというのは何度もお伝えしている通り。あの頃プラダのメンズデザイナーをしていたニール・バレットのスーツを、4、5年前ぐらいに手に入れたのを発端に、いろんなスタイルに応用しています。

例えば、以前は夏場のリネンシャツといえばネイビーが基本だったのが、どうしても黒が欲しくなって買ったのがこのマリア・サンタンジェロのシャツ。このブランドのシャツはタイトなつくりが特徴なので、あえてワンサイズ大きめを選んだのですが、もう少し大きくても良かったかも……。シャツのボタンに合わせて、ショーツは白にしました。

黒を主体にしたモノトーンのスタイルは、色を使わない分、素材感やシルエットが際立つんです。デザイナーがプライベートでこんなスタイルが多いのも、そうしたことが影響しているのかもしれませんね。

ポロ ラルフ ローレンのショーツは気持ちゆとりのあるシルエット。こういう“ユルさ”が今の気分なんです。色を使わないことを徹底して、腕時計も文字盤がモノトーンの配色のブライトリングの「クロノライナー」を選んでいます。

足元は、坪内浩さんとのコラボレーションによるWHのコインローファー。干場スペシャルのZソールのバージョンです。シンプルなルックスですが、厚みのあるソールが全体のアクセントになっていますよね。ここに華奢な印象のエレガントなシューズをもってきてしまうと、きれいにまとまり過ぎて、今っぽい雰囲気が出ないので注意が必要。やはり全体を見渡したうえでのメリハリが必要なんです。

で、最後にどこに“エロス”があるのか、というお話。最近、そのへんがとても難しいんですよね。どんどんわかりにくくなってきている(苦笑)。だって、これ見よがしなエロスはNGな時代ですから、ほぼほぼ妄想。エロスは自分の内面に秘めるしかありません。

今回の場合は、ここで告白しますが、ちょっと諸事情により最近、全身脱毛をいたしまして……。短パンでベッドに寝ていると、自分の脚なのに、なぜか、だんだん他人の脚のように思えてきて気持ち良いんですね(笑)。毛がある、ない、はどっちがセクシーかは置いとくとして、僕にとっては脱毛も含めたミニマルを追求とでも申しましょうか。

どこからどこまで脱毛したかはナイショですが、髪の毛とヒゲはフサフサなのに裸になると若干恥ずかしい。サウナに行くときに、何だかもじもじしてしまうんです。不思議ね(苦笑)。


今回のスタイルのキモは……。

●クラシックな組み合わせを、モノトーンに置き換えて都会的に。
●あえて大きめサイズを選んで、今の気分をプラス。
●色を使わない分、素材感とシルエットに細心の注意を。
●足元にはボリュームのある靴をもってきてモダンな雰囲気に。
●毛がない脚は他人の脚みたいで、無意識にナデナデしてしまう……。

Photo: Ikuo Kubota (OWL)

Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba

3冊目の書籍が発売されています。今回は、難しいとされる大人のカジュアルスタイルについて書いています。読んでいない方はぜひ!

干場義雅が教える

「究極の私服」
(日本文芸社)

2冊目の書籍は、色気についてです。
普通に見えて、なぜか人を惹きつける男の共通点について書いています。読んでいない方はぜひ!

一流に学ぶ

「色気と着こなし」
(宝島社)

1冊目は、スーツの着こなし術から世界の一流品選びまで、基本的なことやお洒落の本質について書いています。読んでいない方はぜひ!

世界のエリートなら誰でも知っている

「お洒落の本質」
(PHP出版)

【エロサバ】-Hoshipedia

「エロサバ」とは、エロいコンサバの略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのに、なぜかエロく見えるスタイルのこと。例えば喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着ていて、メイクもナチュラルで抑制しているのに、不思議と色っぽく見えるスタイル。例えば、普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンの開け方や袖口のまくり方でSEXYに見えるスタイル。粗悪な素材でデザインが変わっているシャツでは駄目。上質な素材でベーシックなシャツだからこそ、崩して着こなしても上品さが保てるのです。男性で例えるなら、仕立てられたグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに黒の無地のネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのに、内側から大人の色気が香るスタイルのこと。

Author profile

干場 義雅
干場 義雅
Hoshiba Yoshimasa

FORZA STYLE 編集長 兼 ファッションディレクター

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする小誌編集長。1973年、東京生まれ。

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