TOKYO BIZ STYLE

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グルーポン創業者のIT社長・瀬戸恵介×編集長・干場、徹底対談!

「スカスカおせち事件」の真相も。
ビジネス、お金、幸せ、ファッションのこと。

2016.7.27 2016.7.27
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2016.7.27

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25歳で年収◯◯円!?

瀬戸:確か、その時は年収1000万円くらいだったような気がしま す。



干場:25歳で年収1000万とは、夢がありますね。

瀬戸:いえいえ、全然そんなことないですよ。それに、なんだかお金の話をすると、イヤラシイ感じになりませんか?(笑)。



干場:いえいえ、どんどんしてくださいよ。今の世の中って、ヒーローがいないじゃないですか。そんな中、「25歳で1000万プレイヤーになり、そこからIT企業創業で大活躍して億万長者になったイケメン社長」なんて、夢があって素敵じゃないですか。僕は瀬戸さんのようなヒーローが、もっと表に出るべきだと思うんです。

ちなみに、25歳で1000万プレイヤーになった瀬戸さんは、それからどのような道をたどったのでしょうか?

投資家からの提案で、起業の連続



瀬戸:27歳まで、その訪問販売の会社の責任者をしていたのですが、当時その会社から「社長をやってくれ」と言われたんです。なので、僕もそこで社長になろうかと思っていたのですが、そのタイミングで投資家の方から「その会社で社長をやるより、投資をするから、新しく瀬戸くんの会社を創ったらどうだ」と提案してもらったんです。それで、自分で起業することに決めました。

干場:やはり、それまでの実績があったから、出資したいと言われたんですよね?



瀬戸:そうだと思います。それで、渋谷で訪問販売の会社を立ち上げました。いわゆるKDDIさんの下請けの代理店会社だったのですが、その会社は半年で100人になり、さらに全国に支店を置くようになり、2年で250人規模になりました。そうこうしているうちに、また投資家さんから「インターネットの会社を新しくやってみないか?」とお話を受けたんです。たしか出資額は2億円だった と思うのですが、それではじめたのが「グルーポン・ジャパン株式会社」の前身となる会社だったんです。当時アメリカでグルーポンというサービスが爆発的に 流行していたので、それを模倣したものを日本で創ろうと。その後に、グルーポンのアメリカ本社が日本に進出するということで、そこに吸収合併される形で 「グルーポン・ジャパン株式会社」になりました。そして、アメリカから「とにかく100億円投資するから、1年で100億円使って会社を大きくしろ!」と 言われ、とにかく従業員を増やし、営業所を増やし...10人で始めた会社だったのですが、半年で1000人規模になりました。



干場:半年で、10人 から1000人って......!!  ITだからこその、夢のある大サクセスストーリーですね。しかも、アメリカから100億円が降ってくるなんて、もう意味が分からない世界です(笑)。 ITって本当に可能性が満ちているんですね。



瀬戸:今考えるとそうですね(笑)。ただ、その時は何が何だか分からなかったというのもありましたし、「ITの会社というのはこういうものだろう」という良い意味での勘違いもあったので、そこまで驚くことも調子にのることもなく、淡々と事業に集中していました。



干場:それが、 30歳の時ですか?



30歳、10人で始めた会社を1000人に

瀬戸:はい、30歳〜33歳ですね。そこから、「もうグルーポンは自分がいなくても潰れない会社になったし、刺激もなくなってきてしまったな」という想いもあり、また投資家さんから新しいお話をいただいたので、グルーポン株式会社を退任し、次にアパレル業界の「ザ・リアルリアル株式会社」を立ち上げました。

干場:なぜ、「アパレル業界」で起業しようと思われたんですか?

瀬戸:とにかくもともと洋服が大好きで、それを投資家さんが知っていてくださったんです。というのも、グルーポン時にその投資家さんとシカゴ本社に出張に行ったことがあるのですが、朝から晩までミッチリ勉強会というタイトスケジュールにも関わらず、僕は食べる間も惜しんで洋服を一人で買いにいったりしていたので......。それを投資家さんが覚えていてくださり、「瀬戸はアパレルに興味があるから、アパレルで起業したら良いのではないか」とご提案くださったんです。ただ、「ザ・リアルリアル株式会社」は僕が社長を務めたのは1年ほどで、ちょうどその時にルイ・ヴィトンジャパンカンパニーの社長をされていた藤井清孝さんと出会い、藤井さんに社長をお願いして、僕は株主として関わらせてもらうという形にしました。



干場:そうだったんですね。そして、その次が、現在のファッションと ITを融合させた、「ターミナル株式会社」ということですか?



瀬戸:そうです。「ザ・リアルリアル株式会社」がアパレル関係の会社だったので、その時にアパレルブランドの展示会に呼んでいただけるようになったのがキッカケで創業した会社が「ターミナル株式会社」なんです。



干場:なぜ、展示会がキッカケで会社を創ろうと思ったんですか?



瀬戸:展示会に行かせていただいた時に、勝手ながら「すごくアナログな世界だな」と思ったんです。そこにITを取り入れれば、もっと効率的に業務ができるのではないかと。というのも、展示会で陳列されているアイテムのオーダーって、今でも紙を使うところがほとんどじゃないですか。それで、手書きで記入してもらったものを、営業担当の方や生産管理の方が、寝ずにデータに打ち込む作業があるんです。「そんなの機械にやらせて、もっとクリエイティブなことの時間を使ったら良いのに!」と思ったんですよね。



単純作業はロボットに任せ、人間はクリエイティブなことを

干場:確かに、そうですよね、とても共感します。ファッションって、「考える時間」「クリエイティブでいる時間」が一番大切なのに、機械でもできる作業を人間がやるのは、時間と労力の無駄ですよね。これからの時代、ロボットができることは、すべてロボットに任せて、人間は人間にしかできないクリエイティブで感情的で創造的なことに時間を使うべきだと思うんですよね。



瀬戸:まさに、おっしゃる通りだと思うんです。それに、今ってアパレルは「忙しい」「残業が大変」というイメージがあるみたいで、アパレル業界に就職したい人が減ってきているらしいんです。もちろん「下積みが大事だ」という慣習も分からなくはないのですが、もっと業務を効率化して、人間がしなくて良い仕事や残業はしなくて良いようにしたほうが、みんなハッピーなのではないかと思うんです。それで「ターミナル株式会社」を立ち上げました。



干場:素晴らしいです。僕の人生のコンセ プトは「時短」なので、心の底から瀬戸さんの考え方に共感します。具体的には、どのようなサービスなんですか?



瀬戸:展示会の入り口でQRコードをスキャンすると、スマホやタブレットに展示会の商品が一覧で表示され、そこで商品を選びオーダーしていただけるサービスです。また、自動集計によりブランド側の集計ミスがなくなり、業務の効率化がはかれるんです。



干場:素晴らしいですね。僕も展示会では手書きでオーダーをするのが面倒だと思っていたので、最高のサービスだと思います。ちなみに、そのサービスをブランドが導入する場合、金額はいくらかかるんですか?



瀬戸:1ブランドあたり月額3万円〜の料金プランをご案内しています。

干場:ちなみに、今何ブランド契約があるんですか?



瀬戸:今は180ブランドです。



干場:またもや急成長ですね!

瀬戸:いえいえ、まだまだこれからです。始まったばかりなので。今後は業務効率化だけではなく、新たな事業領域として、オンラインPRの支援、海外展開サポート、企業間取引の売掛の保証、請求代行、一時的な資金需要を解決する融資、経済的支援をするなど、FinTech領域への進出も予定しています。



干場:素晴らしいですね。ぜひ、僕が知っているブランドさんにも提供してもらいたいので、今度紹介させてください。なんだか瀬戸さんとは一緒にお仕事をするような気がします。瀬戸さんがされていることって、本質的な人間の能力を生かすために不可欠なサービスだと思うので、ぜひ協力させていただきたいですね。



瀬戸:ありがとうございます。是非お願いします。



干場:それにしても、これまで、すべての事業を成功に導いてこられていて、本当にすごいですよね。そうやって瀬戸さんみたいに若くして結果を出すための秘訣って、何かあるんでしょうか?

素直に人の話を聞くことが成功の秘訣



瀬戸:僕がそんなことを人に教えるなんて、おこがましいような気がするのですが...僕が意識しているのは、「素直にいろいろな人の話を聞いて、自分の中で咀嚼して、情報を選択して、自分にできる範囲のことから実行していくこと」ですね。これを常に繰り返すと良いと思っています。あとは、ベタなビジネス書が昔から好きなので、そういう本を読みあさったりもしていますね。



干場:なるほど。そんな瀬戸さんの「成功の定義」って何なのでしょう? お金でいうと、いくら儲けたいですか?



瀬戸:そうですね。お金が第一目的ではないのですが、やっぱりやるからには個人キャッシュで最低二桁億は持てるような規模を目指したいですね。IT業界というのはチャンスにあふれた世界なので、せっかくIT業界で頑張るなら、お金で例えるとするならば、そのレベルを目指したいです。



干場:規模が大きいですね! それにしても、瀬戸さんはそんなにお金持ちになって、IT寵児と呼ばれ、それでも調子に乗ったことってなかったんですか?



億万長者でも、調子に乗ったことはない

瀬戸:それが、本当に不良になったこともなければ、グレたこともなければ、調子に乗ったこともないんですよね......。ずっと小学生から「ゆるキャラ」 的な存在で後輩からもタメ口で話しかけられていましたし、その時から何も変わっていないと思います(笑)。周囲の友達からも「小学生の頃と一緒だね」と言われます。



干場:素敵な方ですね。異性にモテたいとか、そういう欲求はないんですか?



瀬戸:僕は妻を愛してやまないので、モテたいとかはもうないですね。妻が一番です。でも、珍しいタイプだとはよく言われますね。掃除だってやりますよ(笑)。



干場:外で働いて、家でも働くIT大社長(笑)。ちなみに僕はアイロン掛けが趣味で自分でやっているのですが、瀬戸さんはアイロン掛けはご自身でされますか?



瀬戸:いえ、アイロン掛けは、愛してやまない妻が担当してくれていますね。アイロンをかけてくれるなんて、本当に優しい妻です。ちなみに干場さんはやっぱり「モテたい」ん ですか?



干場:うーん。僕は職業柄、「自分がモテたい」というよりは、「人にモテさせたい」という気持ちが強いんです。だから、『LEON』の編集者として記事を作っている時代も 「商品の広告にもなり、その商品を使っていかに人をモテさせるか」ということばかり考えていました。



瀬戸:例えばどんな風にモテさせるんですか?



干場が提案する、斬新なモテ術

干場:例えば、ワインが美味しいレストランだとしたら「一人でレストランに行き、美味しいワインをボトルで注文する」んです。そして、素敵な女性に「お店の人に美味しいワインをすすめられて、飲みたいと思ったのでボトルを開けちゃったんですが......。ひとりでは飲みきれないから、良かったら一緒に飲んでくれませんか?」とお願いするとか......(笑)。

瀬戸:すごい! それは女性はイチコロでしょうね。僕は既婚なので無縁なお話ですが、読者の方は参考になるでしょうね。



干場:あとは、当時グッチの指輪が5本セットで1万5,000円で売られていたんですが、「その指輪を買い、1本1本に裏に電話番号を書いて、女性にプレゼントする」という企画とかも記事にしていたような気がします (笑)。1本3000円でオシャレにナンパができるってことで、当時す ごく人気が出た記事だったと思います。もちろんグッチの指輪も売れたんじゃなかったかな〜(笑)。



瀬戸:キザですね〜! でも、そこまでされたら女性もグッとくるでしょうね。



干場:そうやって、「いかに人をモテさせるか」ということを考えるのが好きなんです。この前は大企業の社長さんが「150万円分の買い物をする」ということで、全身コーディネートを7セットさせてもらいました。それで「干場さんのおかげで、すごくモテるようになったよ! ありがとう」と言ってもらえて嬉しかったですね。



瀬戸:確かに、そうやって人に喜ばれることをしていたいですよね。それにしても、干場さんもまったく「俺ってスゴイんだぜ」というオーラがないですよね。

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