ナルシストの秘訣は知性とスカルプDにあり。
自他共に認めるプロレス界のナルシストは言う。「生まれて一度も、疲れたことがない」。
その男、100年に一人の逸材・プロレスラーの棚橋弘至氏。見よ、39歳にしてこの毛量、39歳にしてこの胸板。そしてお肌までツルツルときたら、編集長・干場も黙ってはいられない。その若さの秘密を編集長・干場が暴くべく、我が命をかえりみずにリングへと上がり、戦いを申し出た...。
干場:棚橋選手、なんでそんな若いんですか!? その毛量、本物でしょうね!?
棚橋:なにを失礼な! 僕は試合で髪をひっぱられてもこの毛量をキープしているんです!
干場:なにを!? その秘密、教えてもらえませんか!?
棚橋:フフフ...それは、簡単には教えられませんね。
干場:棚橋さん、僕はね、毎日50回腕立て伏せをしているんですよ!!!
棚橋:どんな風にですか? これくらい、割れてるって言うんでしょうね?
干場:い、いや...今はちょっと見せられないですけど。洗面台に腕をついてやっているので。
棚橋:そんなんじゃダメです! 本当の腕立て伏せを、教えてあげましょう。そこのスキンヘッド! ここで腕立て伏せをやってみなさい!
スキンヘッド:は、はい! こ、こうですか?
棚橋:なかなかいいじゃないか。そのように、手と手の幅を狭くとると胸が鍛えられ、また手と手の幅を広くとると、腕が鍛えられるんです!
干場:な、なるほど...。
棚橋:そして、この後に、 スカルプDのAGAメンズプロテインを飲むのが良いんですよ! ゴク、ゴク、ゴク...。
棚橋:プハ〜!
...前回の美女座談会での頭皮チェックで「薄毛の遺伝子がある」と言われた編集長・干場、そうとう棚橋選手の毛量が羨ましいらしい。その毛量の秘密をさぐるべく、とりあえずはまあ座ってしっかり話してみようではないか。そんなこんなで今回の対談は幕を開けた。
徹底対談、開始!
干場:よろしくお願いします。いやあ、お若いですね。
棚橋:ごめんなさい、カッコ良くって!
干場:じ、自分でカッコイイですと!? さすがプロレス界のナルシスト代表...。でも、本当にカッコ良いですよね。39歳には見えない。
棚橋:そうですね、だいたい年下に見られることが多いです。
干場:髪も多いしイケメンですし...。
棚橋:いやあ、良いところしかなくて、ごめんなさいね(笑)。しかも、子供にも大人気なんですよ。なにせドラえもんのエンディングテーマで踊らせていただいているので、12歳の息子の友達からは大人気です。
干場:12歳の息子さんがいらっしゃるなんて、なんてカッコ良いパパなんだ...!
棚橋:でもまあ、努力はしてます。基本は、「体づくり」ですよ。
干場:「体作り」とは一体...!?
若さの基本「体つくり」の秘訣
棚橋:「質の良いものを食べる」、これに限ります。髪の毛も筋肉も、タンパク質でできていますよね? 動物性タンパク質、植物性タンパク質のどちらも必要で、それらを豊富に摂取し運動することが若さの秘訣だと思います。
干場:なんだか栄養士の先生みたいですね...。
棚橋:ええ(笑)。トレーニングとは、突き詰めると「栄養学」に行き着くんです。選手は皆、限られた時間の中でトレーニングをし、筋肉を強化しなければならない。つまり「効率」が重要なんです。なので、プロレスというのは頭が良くないとできないんですよ。
干場:高校に1位で入学し1位で卒業、さらには立命館大学法学部を卒業された棚橋さんが言うと説得力があります。さすが、プロレス界一の頭脳派。そんな棚橋さんの有名な名言で「人生で一度も疲れたことがない」というものがありますが...(笑)。あれ、本当ですか?
棚橋:ええ、疲れたことないです。疲れって何かが分からないですね。え、干場さん、疲れるんですか?