BUSINESS ― 「お金の残酷な真実」

誰も教えてくれなかった「お金の残酷な真実」

100円を節約して、1万円を失う?小さなお金にこだわる人が貧乏になるワケ

2017.8.13
2017.8.13

100円を笑うものは1万円を得る? 常識外の貯蓄術とは?

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの工藤将太郎です。

あなたは今日、ランチに何を食べましたか?

「同僚に100円割引券をもらったので、ラーメンを食べてきました!」

なるほど。では、ラーメンを食べたい気分だったのですね。

「いや、別に……。今日は暑かったから本当はさっぱりしたものが食べたかったけど、せっかく割引券をもらったんだから使わなくちゃもったいないし……」

こんな人、結構多いのではないでしょうか。

実はこれ、典型的な「お金が貯まらない人」の行動パターンなのです。

「何でだよ?! たとえ100円でもコツコツ節約すれば、その分だけお金が貯まるだろう?」

そう思うかもしれませんね。
もちろん、無駄なお金を使わないよう心がけるのは、とても良いことです。でもこの場合、本当はラーメン以外のものを食べたかったのに、それを我慢して100円を節約したわけです。

ここで断言しておきましょう。

「10円や100円単位の小さなお金をケチる」という節約は、絶対に長続きしません。なおかつ、あなたの貯蓄額に与えるプラスの影響もほとんどありません。むしろトータルで見れば、マイナスの影響のほうが大きいくらいです。

もし週に2回、ランチ代を100円ずつ節約したとしても、1ヶ月に節約できるのは800円程度。その金額は、「たいして食べたくないものを我慢して食べる」という努力に見合うものでしょうか。

こうした小さなストレスの蓄積は、必ず“大きな”反動となって表れます。「最近ランチを節約しているから、たまにはパーッと飲みに行くか!」と言って飲み代に1万円を使ったら、800円の節約など一瞬で吹き飛んでしまいます。「割引券をもらったから」「クーポンがあるから」という理由で行き当たりばったりの節約をしても、「食費」という大きなカテゴリーで見た時に支出が増えていれば、目の前の10円や100円を切り詰めることに意味はないのです。人によっては、食費ではなく、被服費などでも同じような経験をされたことがある方もいるかもしれません。

よって、お金を貯めるために支出を減らそうと思うなら、自分の支出をトータルで見て、「これは明らかにもったいない」と思う項目を大きく削ることが大事です。

例えば「通信費」を見直してみると、自分の使い方に合ったプランに変更するだけで、月額の料金を大きく減らせる人は多いはずです。もし通信会社や端末の機種にこだわりがなければ、格安スマホに乗り換えることで、一気に7000円や8000円を減らせることもあります。

あるいは、「娯楽費」や「教養費」はどうでしょうか。入会したままほとんど通っていないスポーツジムや、たいした効果がないと薄々気づきながらも出席し続けている自己啓発セミナーや交流会があれば、思い切って退会するという選択肢もあります。これらの料金や参加費は決して安くありませんから、やはり大きく支出を減らせます。

このやり方なら、確実に毎月の支出を減らせる上、日々の生活の中でケチケチ節約する必要もありません。「本当はステーキランチを食べたいけれど、300円安いハンバーグランチにしておくか」といった、小さな我慢とストレスを積み重ねることもありません。

お金を貯めるには、その都度小さなお金をケチるのではなく、「支出全体を見て、大きな支出を減らす」が鉄則です。

私がファイナンシャルプランナーとして多くの相談に乗ってきた経験からも、「お金が貯まる人ほど、節約しない」というのは事実です。むしろ、自分の好きなことや大事にしているものには、惜しみなくお金を使います。

自分の話で恐縮ですが、私は「食事代は絶対にケチらない」と決めています。仕事の相手や自分の会社の仲間に食事をご馳走する時も、価格よりも料理のレベルや店の雰囲気、サービスの質を優先するので、自然と一流店や高級店を選ぶことが多くなります。自分にとって大切な人たちと時間を過ごすからには、相手に「おいしかった」「心地よく過ごせた」といった満足感や喜びを味わってほしいからです。

もしお金をケチって安い店を選び、マズい料理やマナーの悪い店員にイライラして過ごすことになれば、お互いに嫌な記憶だけが残って、相手に「この人とは二度と食事をしたくない」と思われるだけ。それが人間関係に与えるデメリットは計り知れません。

たとえ高いお金を払っても、それが相手との関係を良好にし、仕事での協力関係がうまくいったり、社内のチームワークが高まったりすれば、結果的に自分が仕事で高い成果を出すことにもつながります。それだけ大きなリターンがあるのですから、私にとって食事代は浪費ではなく、立派な投資。だから一切ケチろうとは思いません。

また、交通費についても、短距離の移動はたいていタクシーを使います。移動時間を短縮できる上、車内で落ち着いて仕事ができるからです。たとえ10分の移動でも、電話をかけたりパソコンを開いたりと、混雑した電車内では難しい仕事をサクサク片づけられますし、考えを整理するのにも、ある種一人になれるタクシーの時間は、本当に貴重な時間です。電車より高いタクシー代を払うことになっても、それを上回るだけのメリットがあるなら、有益なお金の使い方ではないでしょうか。

このように、お金で得られるのはモノやサービスだけではありません。「時間」「人間関係」「仕事での成果」といった、あなたの人生において貴重なものを得るためにも使えるのです。

これらが手に入れば、社内での昇進や収入アップも実現できるでしょう。お金持ちになる人は、そのことをよく知っています。だから、使うべきところにきちんとお金を使い、投資した以上のリターンを得ているのです。

目の前の100円を節約する人生と、本当に価値あるもののために1万円を使う人生と、どちらが楽しく充実したものになるか。そのことをぜひ、考えてみてください。

Text:Shotaro Kudo
Edit:栗P

株式会社クレア・ライフ・パートナーズ
代表取締役 社長
工藤 将太郎(くどう・しょうたろう)

日本生命にて、外資系金融機関(証券・銀行・投資顧問)や、私立大学を中心とした学校法人の確定拠出型 企業年金や、弔慰金制度などの福利厚生制度の構築に従事。 積極的に行ってきた不動産投資や海外投資、そして必要最低限の生命保険活用を通して、“マネーパズル®”や “ハイブリッドプランニング®”など独自のノウハウを確立し、2011年に株式会社クレア・ライフ・ パートナーズを創業する (2012年法人設立)。 2016年からは、国内外の不動産、金融商品情報提供、法人節税対策、事業承継・相続税対策や所謂プライ ベートバンク口座開設サポート(アジア地域・欧州)、海外法人設立サポート事業を手掛ける。 事業オーナーだけでなく、顧問先の企業社員や顧客を対象として金融教育事業にも注力している。

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