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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「情けないけど、ローンで買いました…」40代ママの涙。冬服7万、夏服5万、体操服を合わせると年間15万円也!「中学の制服」が値上がりしている「ヤバすぎる理由」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

かつては10月1日に冬服へと衣替えするのが常識だった時代もある。しかし最近は異常気象が常態化しつつあるうえ、ジェンダー観も様変わりしている。

北海道北斗市のように、全市立中学共通のジェンダーフリー制服を導入し、購入には全額補助をしている例も見られるようになった。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、近頃の学生の制服についてこう指摘する。

「最近は不景気のあおりを受け、学校指定の制服が買えず、リユースショップを頼るご家庭も増えていると聞きます。

激しい気候変動やジェンダーの多様化も進むなか、義務教育課程において、そもそも高額な制服を購入する必要性があるのでしょうか。制服業者さんへの影響にも配慮する必要があろうかと思いますが、高額な制服の是非について議論する時期に来ている気がしますね」


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今回は、小中学生2人を育てている女性から「制服代が高すぎる。しかも着る頻度はどんどん減っている。おかしいと思う」とのご意見をいただき、取材にあたった。

「娘は現在中1ですが、うちは年子で、次は長男が入学を控えています。業者からは『年内に制服の採寸に来れば特典がつく』と言われ、すでに予約催促のDMがバンバン来ています」

こう話すのは溝口多美さん(仮名)。現在40代後半のパート従業員だ。

「娘の中学の制服は、冬服が7万円、夏服が5万円ほど。その他に、ジャージや体操服などを一式
購入して15万円くらいかかりました......」

娘さんが通っているのは市立中学だという。

「もちろん正規業者で買わなければなりませんが、エリアごとに指定を受けたお店が異なり、私たちの住む地域では制服を買える業者さんは、2店しかありません。

娘の制服を買った去年は、周りの先輩お母さんから『A店のほうが仕立てが丁寧よ』『B店は鞄などのアイテムが安い』などの情報を前もって聞いていたので、A店で買いました。が、実際にはA店もB店も大同小異です」

「夏服は上を2枚、下のスカートを1枚買いました。同じ市内には、ここ最近で制服をジェンダーフリー仕様にした公立校も複数あります。シャツやパンツ、スカートなどアイテムを選べますし、 従来の制服より安価なものになっていると聞いています」



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