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LIFESTYLE 女たちの事件簿

地方のPTA消滅は歴史の流れ?「専業なら、PTAやれよ」母親同士が押し付け合う田舎のPTAは百害あって一利なしか。

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「都心よりは明らかに少ないですね。もちろん外で働いている方もいますが、看護師さんとか介護士さんとか、専門職が多いイメージ。ご近所の先輩ママに聞くとそれ以外は子どもが中学生ぐらいになってから、パートに出る感じみたい。まあ、ママが働かずとも暮らしていけるのだから、そう考えれば幸せなのかもしれませんけど…」。

そんな環境のなか、引っ越し早々、令美さんはPTAの役員決めに参加することになった。なかなか次の候補への手が上がらず時間がすぎるなか、あるママが声をあげる。

ー〇〇さんと〇〇さん、〇〇さん専業主婦でしょ?お願いできませんか?

令美さんは驚きを隠せなかったという。

「あまりにもあからさまだったんで…。発言をしたママは、働いていると後から聞きました」。

後編】では、PTAを舞台に繰り広げられる専業主婦とワーママの熾烈なバトルをさらに追っていく。PTAの存在意義を考えながら読み進めてほしい。

取材・文/橋本 千紗



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