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LIFESTYLE 女たちの事件簿

地方のPTA消滅は歴史の流れ?「専業なら、PTAやれよ」母親同士が押し付け合う田舎のPTAは百害あって一利なしか。

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衝撃のニュースだ。岡山県内のPTAが加盟する「県PTA連合会」が今年度をもって解散することを発表した。加盟団体が減り、活動が維持できなくなったためだ。これにより、岡山県下のPTAの弱体化が加速することは避けられない見通しだ。文科省によると、都道府県レベルの連合会の解散は全国初だという。

一方、先月末にはXで〝専業主婦〟という言葉がトレンドになり論争を巻き起こした。とある専業主婦のポストにワーママが反論したことが原因らしい。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「5人お子さんのいる専業主婦の方が子供といたいから働かないといった趣旨のポストをしたことにワーママと思われる女性が、持論を展開したことがきっかけだった模様。引用ポストには、専業主婦の子供は働く母のロールモデルがないことがリスクだと書かれていました」。

どちらの意見もそれぞれあっていい。

「これに対して様々な意見が飛び交ったことでトレンド入りしたのでしょう。色々な家庭がありますし、正直なところ、その形は十人十色です。専業主婦の家庭の子が必ず専業主婦になるという訳ではありませんしね」。

女性の敵が女性になってしまうPTAの現実。今回はUターン帰省した田舎の実家で、専業主婦とワーママの戦いを目の当たりにしているという女性のお話だ。

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©︎GettyImages

新藤令美さん(仮名・37歳)現在、第三子を妊娠している。

「小学4年生、2年生に続いて、3人目がこの冬に生まれます。3人目の妊娠をきっかけに、夫と私が生まれ故郷に家を建てました。ずっと関東近郊に住んでいたので、久々の田舎。色々な違いに正直驚いているというのが本音です」。

令美さんは、出産後も仕事を続けていたが、今回の妊娠、引っ越しで少し環境が変わったと話す。

「東京を離れる選択をしたので、一旦外で働くスタイルはやめることにしました。これまで副業としてやってきたライターの仕事を在宅でしていくつもりです。昨年末の引っ越しと同時に仕事を辞めました。ライターの仕事は、まだぼちぼちなので世間から見れば専業主婦に見えるのかもしれません。しばらくは夫の扶養に入ることになるかな」。

そんな令美さんは、田舎での親のやることの多さに驚いているそう。

「東京では今やPTAは任意が当たり前。やることも減りつつありましたし、平日の集まりなんて皆無。ワーママがほとんどでしたし、父親の参加率も多いとは言えませんがありました。無駄をいかに省くか、そのことに尽力してくださるかっこいいママたちばかりで、本当にありがたい環境だったんだなと離れてみて感じましたね」。

田舎の学校とはまるで違うらしい。

「もちろん、田舎でも東京のような環境でPTAを運営しているところもあると思いますが、我が子の通う学校に関して言えば、超保守的。参加は100%母親ですし、役割分担もとにかく多い。平日の昼間に会議が開かれていることからもいかに専業主婦が主体となって行う団体なのかを思い知らされます」。

周りのママたちは、仕事をしていないのだろうか?



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