「義母からラインが入って、一緒に布地屋さんに行こうと誘われたんです。かわいい生地がたくさんあるお店だからと」
義母はかつて洋裁教室に通っていたほどの裁縫の腕前を持つという。
「だったらお義母さん作ってくださいって甘えてみたんですが、手伝うけどあなたが愛情を込めて手作りすることが大事なんじゃないの。必ずその思いって子どもに伝わるものよ、と何倍もの言葉になって返ってきました」
裁縫が嫌いな佐保里さんは、とてもそんなことに時間を使いたいとは思えなかった。
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