【続きはこちら】「どうせ女の見栄だろ、アホくさ」と夫は一蹴も、買うためだけの夏休み弾丸ツアーで大赤字。習い事でのお土産配りで3万散財のツワモノも

「大きな水族館があっていいかなと思いましたが、娘がそんなに行きたくないと言いましたし、他のテーマパークもこの暑さだからキツいよね、という話になり…」

結局、名古屋で開催していたある美術展に行くことを決めたというすみれさん親子。

「私も娘もさして興味もない展覧会だったのですが、『何しに行ってきた』という理由づけにはちょうど良かったんです。その美術展は全国３か所でしかやらない、とネットに書いてあったので」

お土産を渡し合うことに否定的な意見を持つすみれさんを、ここまで必死にさせる心理とは何なのだろう。

「その時には何も考えていませんでした。必死というか…。私と娘は美術展を10分もかけずにさっと回り、デパートでひつまぶしを食べてすぐに名古屋駅に向かいました。それで、名古屋で人気のあるキャラクターのとってもかわいいクッキーを手に入れたんです」

同じ商品をネットショップで買えることは知っていたが、行ってもいない土地のお土産を持たせることはさすがにためらわれた。