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女社長の半数がセクハラ被害の衝撃…!NHKも問題視した、日本ビジネス界の闇。女の敵はなぜ女なのか?

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

NHKのニュースで「女性起業家の半数がセクハラ被害に遭っている」という衝撃的なワードが飛びだし、物議を醸している。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「スタートアップ業課の現状についての調べで出た数字です。ちょっと衝撃ですよね。これほど多くの人がセクハラの被害に遭い、起業を諦めることもあると報じられていました。2024年とは思えないリアルを突きつけられたと同時に、まだまだ日本は男社会なのだなと痛感させられました」。

報道の中でも男性優位の業界構造が取り上げられていた。

「100万で愛人になってくれというようなまるでドラマのようなやりとりが行われていることが明らかになっています。セクハラは当たり前、そんなふうに思っている女性たちも多いようです。ちなみに金融庁の調べによると新規上場企業における女性社長の割合はたったの2%。このままではなかなか男性優位の業界構造に変化は訪れないですよね。何かを変えなくてはいけない。証言をした女性たちからも強い意思を感じました」。

セクハラやパワハラは何もスタートアップだけに限らない。まだまだ日常的に行われている、そう訴える女性からの証言だ。

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©︎GettyImages

小泉凛さん(仮名・32歳)は、とある企業の営業職として長らく勤務してきた。今は転職をしてまるで違う仕事をしているが、これまでに多くの苦痛を味わってきたと話す。

「セクハラ、パワハラを訴えると最初に言われるのは、気にしすぎなんじゃない?という言葉。被害妄想と言われたこともあります。男尊女卑は当たり前にありますし、年齢が上になればなるほど、そういう人が多いように思います。もちろん、全ての人がというわけではありませんが…」。

丁寧に言葉を選ぶ姿が印象的だ。

「新卒入社後、スタートアップ企業で営業職として働いていました。男女比8.5割が男性、女性が1.5割。私はなんとか5年続けましたが、その間に何人もの女性同僚が辞めていきました。ツライことがとても多かったです。だからやめてしまった女性たちの気持ちも痛いほどによくわかります」。

性的なワードを投げかけられたり、枕営業を求められることは日常といっても過言ではなかったそう。

「こういう話もたいてい作り話だの、嘘だの、同情買うためだの言われてしまうので、飲み込まざるを得ないというのがリアルです。普通に飲み会でキスしようと言われたり、100万円で不倫しようとか、ストレートにヤろうよって言ってくる社長とかもいました。もちろん冗談まじりの場合もありますが、それも本来であれば、ご時世アウトです」。

本気で迫ってくる輩もいたと言うのだから驚く。凛さんの友人のなかには起業を諦めた人もいると話す。

「大学時代から起業を目指していた友人がいました。彼女はセクハラまがいの行為はもちろんですが、話を聞いてもらえないと話していましたね。事業計画などを持っていってもほとんど、そっちのけでエロ話か、夜のお誘い。当たり前に1人の起業人として見てもらえないことにショックを受けていました。彼女は日本での企業は諦めて、海外へ。彼女曰く、日本よりは随分マシだと話していましたよ」。

女性同士で、セクハラについて話をすることはあまり多くないそうだ。

「同僚とも気持ち悪いよね、くらいは話しますが、具体的なことはあまり。女性はみんな黙ってしまうんじゃないかな…。自分だけじゃないし、って。もっと言えば、セクハラ行為をされている自分のことを認めたくないというか、口に出すのも嫌だと言うか…。だからなかなか被害の状況も明らかにならないし、解決できないんじゃないかと思います」。

さらに厄介だったのは女性の先輩だ。

「A先輩は、男性たちの気持ち悪い冗談に乗って、営業をするタイプでした。興味を持たせつつ、あしらう、みたいな。もう営業の仕事というよりは接客業ですよね、あれは」。

ーえー。〇〇社長さすがですぅ。



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