「多様性の時代ですし、男の子がピンクを選んでも、もちろん逆でもいいと思っています。おもちゃや遊びだけじゃわかりませんけれど、もしこのさき性自認に違いがあったとして受け入れるつもりだったんですが…」。
普段、多様性を認めるべきだ!と豪語している夫が次男に拒否感を示したのだと話す。
「夫は多様性を認める時代だと常々話していました。若いスタッフと働いていることもあり、いろんな人がいると話してくれました。嫌悪感はないなんていうもんですから、心の底から多様性を受け入れているのだとばかり思っていたのですが…」。
ーお姫様ごっこなんてさせるなよ!
さらに典恵さんの弟が中性的であることを揶揄するような発言をしたと言うのだ。
ーお前の家系の遺伝なんじゃないの?オトコオンナが生まれちゃうのは。
典型的な他人は良くても、身内だと嫌なタイプだったらしい。【後編】では、次男に男らしさを強要する夫の姿に迫っていく。
取材・文/悠木 律
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