「確かに簡単に諦める子になって欲しいとは思いません。それにプロに行くような子たちはこんなことでめげないのかもしれません。でもこれはただの部活動。命をかけてやるほどのことにも思えないんです。帰り道に体調不良で水を買うことすら許されないなんておかしくないですか?」。
平塚氏はこう話す。
「冒頭に話したテレビのマラソンしかり、学校の部活動しかり、30年前とは環境も違います。その点で変わるところは変わっていかなくてはなりません。ただ、長く続いたものを変えることがいかに困難か、改めて感じさせられますね」。
礼子さんは最後にこう話してくれた。
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