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「ところで、私は所得税いくら払ってるの…?」だと!課税所得ゼロのパート妻が通ぶって「無策の増税メガネ」批判。夫が抱える「どうしようもないモヤモヤ」

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今回の定額減税について、陸斗さんは「制度がわかりづらい。パートで働いている妻が全く理解できていない」と答えてくれていた。この点について聞いてみる。経済オンチだという妻は、実際この定額減税に対し、どの程度理解しているのか。

「全く理解していませんし、しようともしていません。ただ、今回の減税の報道がきっかけで、年間100万以下しか稼いでいない妻が所得税を払っているものと勘違いしていたことを知り、呆気に取られています」

陸斗さんの妻は週に数回パート従業員として勤務している。働き方や収入は扶養の範囲内で調整してもらっているという。

「もちろん、扶養に入るために年間給与が103万以下となるように働いているわけですが、妻は扶養という言葉だけ知っていて、実は意味をわかっていなかったのではないかと思っています」

と陸斗さん。おまけに、妻は家計を助けるつもりなど毛頭ない。

次回では、何も知らないのに上から目線で政府の減税策を指弾する妻と、陸斗さんとの間におきたトラブルを詳報する。

取材/文 中小林亜紀

▶︎後編に続く


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