このライバル関係、正直にいえばホンダファンはフリード一択。比較して買う人は両者を天秤にかけるでしょう。価格、装備、ユーティリティなど、それはもう購入当事者の判断次第です。しかし、ワイはフリードvsシエンタより、ステップワゴンがフリードに喰われる可能性を危惧しています。以下、数字で見るミニバン戦線です。
【比較車両のデータ】
ボディサイズは全長×全幅×全高の順に掲載
●新型フリード
ボディサイズ：4310×1695（1720）×1755mm
ホイールベース：2740mm
最小回転半径：5.2m
※（ ）内はクロスターの数値
●シエンタ
ボディサイズ：4260×1695×
ホイールベース：2750㎜
最小回転半径：5.0m
※（ ）内はE-Fourの数値
●旧型フリード
ボディサイズ：4265（4295）×1695×1710（1735）
ホイールベース：2740mm
最小回転半径：5.2m
※（ ）内はフリード＋の数値
同カテゴリー対決は50歩100歩。意外なことにシエンタの方が小回りが利く感じか？ 試乗必須の方は年内納車を諦める覚悟が必要かもしれません。新型フリードは3列目にしっかり乗れる作りなのでステップワゴンがデカいと感じるユーザーが流れてきそうな気配。
●ステップワゴン
ボディサイズ：4800（4830）×1750×1840（1845）mm
ホイールベース：2890mm
最小回転半径：5.4（5.7）m
※（ ）内はスパーダ・プレミアムラインFFの数値
●ノア
ボディサイズ：4695×1730×1895（1925）mm
ホイールベース：2850㎜
最小回転半径：5.5m
※（ ）内はE-Fourの数値
こんなに大きさ違ったのね！ なステップワゴンとノアのディメンション差にあらためてビビりますね。ステップワゴンってヒットとイマイチを交互に繰り返してきた印象。コンセプトが違うといえばそれまでですが、弟分の新型フリードがイケメンで出来る子な分、テコ入れ必須。昨年度の数字が示すようにホンダには是非頑張って欲しいものです。ではまた！
Text：Seiichi Norishige
