「そもそも2026年には使えなくなるわけですし、早くスマホに換えた方がいいと話してきました。しかし、本人はまるで聞いていない様子。何度教えてもスマホのことは、スマフォって言いますし…地方の管理職なんてこんなもんですよ。都会なら違うんですかね?」。
ところが転機が訪れる。なんと上司のガラケーがうんともすんとも言わなくなったらしい。
「ついに!!!と本当に嬉しかったです。結局、ご家族と相談してスマホに買い換えることとなったそう。これで連絡はLINEにできる…と部下たちと喜んだのも束の間、今度はLINEを入れないと言い出して…。本人曰く怪しいというんです。何が怪しいんだかもわからないくせによく言いますよ」。
次なる戦いはスマホにLINEを入れてもらうことになった。
「正直、LINEが一体何かもわかっていないんじゃないですかね?それなのに拒否するって…。おそらくですけど、何か新しいことをするのが嫌なんじゃないですか。定年までこのままひっそりい続けたい…そんな気持ちがあるように見えてなりません」。
【後編】では、頑なにLINEを入れないと言い張る上司とのさらなるバトルについて、詳しく聞いていきたい。
取材・文/悠木 律
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