夫は根気強く教頭先生や役員の方々と会合を開いては、PTA会費とは何かということから学び直していった。最初は頑なに「昔からPTAとはそういうものなんです」といって改革に否定的だった教頭も、徐々に理解を示してくれるようになったとのこと。
「ですが、足りないものは足りないので教頭も大変です。それで、運動会で使うパイプテントが古くなってしまったが買えないので、寄付という形でPTA会費を使って購入してほしい、と夫にお願いをしてきたらしいんです」
夫は不正はいけないと知りながら、教頭の苦悩も理解できたため対処に困った。そこで思いついたのが、教育委員会への相談だったという。
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