「無痛の出産? 私は絶対に反対、お産は痛みがあってこそなの。陣痛を乗り越えてこそ母親になれるのよ。ラクに産もうとしたらダメ!」
また、義父も「母ちゃんは、姉と息子のとき2時間で産んでたからなぁ! 俺がかけつけたときにはもう産まれてたよ。美樹ちゃん大丈夫、みんな乗り越えてるんだから心配しないで」と言う始末であった。
帰宅後、夫と2人になり出産の件を話すと
「そこまで無痛にこだわる必要ある? 麻酔を打つってだけで15万くらい高くなるってコスパ悪くない? 周りに無痛で産んでる人あんまり見たことないよ。なんだかんだみんな無事に産んでるし、そんな心配することないって」
と、どこか他人事のような答えが返ってきた。
☆後編では、病院だけでなく出産方法、子育ての方法にまで古い考えを持ち込んでくる厄介な姑の実態と、それを「成敗」した秘策について、より詳しくリポートしていく☆
取材/文 錦城 和佳
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