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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「会議の資料は紙で回せよ…」1人だけペーパー派の昭和上司が「不適切な主張」を繰り返した時に起きた「令和的事態」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

ドラマ「ふてほど」は面白いが、それはドラマだから?

今季のドラマが出揃ったところで昭和世代に響いていると話題を集めているのが、阿部サダヲ主演、宮藤官九郎脚本の『不適切にもほどがある』だ。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「阿部サダヲ扮する教師がタイムリープにより、昭和と令和を行き来する物語。昭和の社会を令和の視点から描いた作品で、その対比が実に面白い。確かにコレをみると令和からみた昭和はまるで御伽噺、ファンタジーの世界。信じられないことが当たり前とされてきたと改めて自覚させられます」。

そんななか、2話で取り上げられたペーパーレスのあるあるが描かれた。

「声だかにペーパーレスが叫ばれていますが、実際のところ上層部が紙を求めることで仕事が増えるという皮肉を描いていましたね。確かにコレはありそう…と思いました。結局プリントアウトしなければならない側の不満が今にも聞こえそうです」。

今回はペーパーレスに対する上司との軋轢を経験したという女性に話を聞くことができた。

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©︎GettyImages

富岡玲香さん(仮名・31歳)は、商社に勤めている。最近頭を悩ませているのが、上司とのジェネレーションギャップだ。

「仕事の資料やメモなどはすべて、デジタルで保存しています。後ですぐに見返せますし、やっぱり楽。notionとか使えば、付箋やメモ機能も簡単に整理できますし、見える化が叶います」。

玲香さんは生粋のデジタル派らしい。

「社内でも皆さんさまざまにやっています。ただ、保存に関してはすべてPDFになりましたね。紙は場所をとりますし、私も賛成です」。

ただ、と不満を漏らす。

「会議のときに絶対に資料をプリントアウトしてくるように!という上司が1人だけいるんです。この冬からうちの部署に来たんですけど…正直、まじで面倒だなと思っています」。

しかもプリントアウトは各自と言うくせに、自分はいつも誰かに頼むらしい。



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