【続きはこちら】冷静にハラスメントを指摘する若手社長VS怒り狂う年配社長！頭ではわかっていてもハラスメントの本質を理解できない親父たちが時代に取り残されるとき

このときもまだ、博和さんは責められるとは思っていなかったそうだ。

「可愛い方がいいですよね、くらい言ってくれるんだとばかり思っていました。ところが、若手社長はとても冷たい声でこう言ったんです」。

ーそもそも女の子という言い方がまずいですね。それから可愛い子を選ぶなんて口が裂けても言わない方がいいですよ。完全なハラスメントに当たりますから。

社長と博和さんは、驚いて何も言い返せなかったという。

「その後も若手社長は、何事もなかったかのように飲んでいて、その姿にも驚きました。いうても僕らより20歳も下ですし、業務の力関係でもこちらが上。この状況で苦言を体するって我々からしたら、ありえません」。

その姿とは対照的に博和さんの会社の社長は彼の言動を許すことができなかったのか、苛立ちをあらわにした。