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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「ご飯を食べないのはお義母さんが手作りを食べさせるから!」お迎えは任せきり、レトルトオンリーで育てる嫁との因縁。悪いのは本当に私ですか?

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

政治資金裏鉄問題で大きく揺れる自民党。岸田総理は自身の派閥である宏池会の解散を発表した。これに続いて、安倍派、二階派も解散を発表しており、残る派閥も決断を迫られている状況だ。秘書がやったことであると平然と責任逃れをする議員も後を絶たない。危機感のなさにうんざりする。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「行われたことは、犯罪行為です。仮に実質的な処理を行ったのが秘書だったとしても監督者である議員が罰せられないというのは、一般人の感覚からすれば異常です。今後の捜査の進展、そして自民党の進む道を監視しなくてはなりません」。

人に責任を押し付けた、こう解釈する人も少なくないはずだ。

今回のような事件性はないものの、実生活の中でも責任を押し付ける人は多く存在する。今回はまさに今、責任を押し付けられて困り果てているという女性に話を聞くことができた。

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©︎GettyImages

安藤広江さん(仮名・67歳)は、孫育てにすでに辟易しつつある1人だ。

「3歳の孫の面倒を頻繁にみています。育児に協力するなんて安易に言わなきゃよかった…今はそんな思いが湧くこともあるくらいです。孫は心底可愛いんですよ。でも嫁との折り合いがあまり良くなくて…」。

長男の家と広江さんの家は、徒歩で10分ほどの距離。彼らは結婚と同時にこの辺りに引っ越してきたそうだ。

「嫁ははなから、私に育児を押し付けるつもりだったのかもしれません。引っ越してきた当初は、息子が近くにいてくれること、そして孫と自由に会えることが嬉しくて嬉しくて、すっかり舞い上がっていて、そこまで考えが回りませんでした」。

広江さんには長男のほかに、2人の娘がいる。その2人は、北海道と大阪に住んでおり、近い距離にいるのは長男だけということになる。

「長男の嫁は、不動産系の会社でバリバリ働いています。長男よりも5つも年上で、年収もおそらく彼女の方が上でしょうね。完全に尻に敷かれている状態。帰宅も遅いことが多く、今や保育園のお迎えは私がほとんど担当しています」。

嫁はまるで悪びれる様子もなく、当たり前のようにLINEで「今日もよろしくです」と迎えを頼んできたと話す。

「本当に孫は可愛いんですけど、私も歳を取るごとに疲れやすくなっていて…。孫はどんどん大きくなるでしょう?運動量も増えていて、いきなり走り出したりするもんだから、もう気が気じゃありません。ママチャリを息子に勧められましたが、あれ結構重たくて、倒してしまったり…と考えるとなかなか踏み出せなくて、徒歩でお迎えに行っています」。

当初から、こんな様子で孫の世話を任されていたのだろうか。

「嫁は育休も取らなかったので、0歳児から保育園に通わせていました。とはいえ、初めの1年くらいはお迎えを頼まれるのは2週に1回程度。息子となんとかやりとりをしていたみたい。ただ、息子も仕事が忙しくなってきて、賄いきれなくなったようで、私にヘルプがきたんです」。

広江さんは息子に頭を下げられたこともあり、二つ返事でお迎えをかって出た。

「ところが1度手伝う意思を見せたが最後、週1日が2日に、そして3日になり、そのうちに食事を食べさせるところまでを頼まれるようになりました。最近では食事もお風呂も済ませて、2人の帰りを待つこともしばしばです」。



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