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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「周りが結婚していって焦る......売れ残りたくない!」年収700万バリキャリが実践した「仰天婚活必勝法」

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不倫や浮気、DVにプチ風俗……。妻として、母として、ひとりの女性として社会生活を営み、穏やかに微笑んでいる彼女たちが密かに抱えている秘密とは? 夫やパートナーはもちろん、ごく近しい知人のみしか知らない、女たちの「裏の顔」をリサーチ。ほら、いまあなたの隣にいる女性も、もしかしたら……。

「結婚は30歳からでも遅くないと思っていましたが、実際に周りがどんどん家庭をもつのを見ると焦りを感じて......。絶対に売れ残りたくないと思い、戦略的に婚活をしたら結婚できちゃいました」

陽気な声で話すのは、関東在住の伊藤美穂さん(29歳・仮名)だ。婚活を始めて約半年で入籍、現在は新婚で充実した生活を送っているらしい。

危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、日本の変わりゆく婚活スタイルについて話す。

「昨今の婚活はオンライン化が進んでおり、気になる相手と気軽にマッチングできるようになっています。某マッチングアプリの運営・開発をおこなう会社の発表によると、婚活・恋活市場の規模は、2016年は156億円だった売上げが2020年は622億円になっており、約4倍という急成長。2026年度にはなんと1657億円に達する見込みと言われています。また、国立社会保障・人口問題研究所が調査している『未婚者が結婚したいと思う年齢』は男性が30.4歳、女性が28.1歳という結果に。男女ともに30歳までには結婚したいと考えている層が多いことがわかっています」

家庭をもちたい、安心・信頼できるパートナーがほしいというのは未婚女性の切実な願いだろう。

今回は、隠れ優良物件のパートナーをゲットできたアラサーOLの戦略的な婚活についてリポートしたい。

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美穂さんは地方の大学を卒業後に上京。公務員の両親をもつゆえ一時は公務員を目指そうと考えていたが、安定思考が性格に合わず東京でバリバリ働く道を選んだ。

大学2年になった頃には地元を離れて東京で働いて稼ぎ、30代で年収1,000万円を目指すと志を高くもっていた。

就職活動に専念し、ようやく都内のIT関係の新卒枠で入社。22年間生まれ育った土地を離れて新生活をスタートするのは大変だったようだ。上京して1年が経ち、生活が安定してきた頃に当時交際していた彼氏と同棲を始めるのであった。

「実は私、東京に出てきて3回同棲に失敗しているんです(笑)。もちろん付き合ってきた人たちとの結婚は視野に入れてましたよ。別れた原因は性格の不一致とか、あっちの浮気とか、仕事が激務ゆえにすれ違いになって破局とかです。元彼のうち2人ははるばる飛行機に乗って実家に挨拶へ来たのに別れてしまったので、家族からは『人と暮らすとか、結婚には向いてないんじゃない?』って言われてましたね。さみしがり屋なのですぐ彼氏と住んじゃってました(笑)さすがに3回目の同棲がダメになったあとは一人暮らしを始めましたよ」

上京して波瀾万丈な恋愛を経験しながらも、仕事のほうは順調だった。上京して転職を3回おこなったが、すべて年収アップに成功。現在の年収は700万円ほどらしい。

「仕事をバリバリしてお金も稼いで、生活は豊かになりました。両親へ家電をプレゼントしたり地元にいる甥っ子や姪っ子におもちゃを送ったりしています。20代後半に差しかかり、これからもっと年収を上げてバリバリ働く!結婚は35歳くらいでいいし、子どもは40歳までに2人ほしいなぁ、くらいに漠然と考えてました。結婚している人を見るとお金がないだの自分の時間がないだの、愚痴が多くて大変そうですもん。だけど、徐々に周りの結婚・妊娠報告に焦りを感じるようになっていったんです」

地元で暮らす同級生、上京してきた友人らは27歳あたりで結婚し、すでに第一子をもうけている。

結婚や出産なんて自分にはまだ関係ない話、子どもは35歳から考えればいい。仕事を頑張れば旅行にも行けるしハイブランドのバッグだって買える。自分の時間を大切にしたい、そう思っていた。しかし、同級生の結婚パーティーや披露宴へ招待されて幸せそうな姿を見るたび将来への不安を感じるようになったのだという。



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