【後編】「一足お先に結婚するね」婚活の条件を完全無視して選んだ相手は……？年収700万バリキャリの婚活サバイバル

「地元の友人の披露宴で、高校時代の元彼と再会したんです。歴代の元彼のなかで一番穏やかな性格で控えめ、コツコツ努力できるタイプの人です。約10年ぶりに会いすぐに意気投合。会話の波長が合うので、この感じ懐かしいなぁと感じていました」

友人の披露宴が終わった後も朝まで飲み続けた二人。今までの仕事や恋愛事情、お互いの家族はどうしているか話し合ったようだ。

「地元で再会したんですが、彼も26歳から東京に住んでいたんです。それから都内で2回ほどご飯を食べにいって、告白され元サヤに戻りました」

「元彼と再会したときは今までの恋愛みたいにキュンキュンするとか、ドキドキはなかったですね（笑）お互いの家族構成や学生時代を知っているので、相手のことを一から知る期間がないのはラクでした」

彼のほうは25歳で国公立大学を卒業後、都内の大手金融企業に就職。卒業が遅かったのは在学中に海外留学をしていたからのよう。

美穂さんたちは元サヤに戻る前、30代の過ごし方について話し合った。彼は30代になったら地元でWebフリーランスとして独立したいと考えており、今はそれまでの準備期間と語っていた。