【続きはこちら】「昔は良かった…」は本当に幻想なのか？今では考えられないバラエティ番組の愚行に対する娘と父のかけ離れすぎる意見

【前編のあらすじ】東山礼司さん（仮名・46歳）は、生粋のダウンタウン世代で最近もYouTubeなどで、懐かしいコントをみることがあるそう。そんな礼司さんだったが、ある日娘からそのコントについて異論を述べられたという。「それ面白いの？」。「今の世の中ではアウトとされる描写もあるけど、昔はこれが普通だった」と答えた礼司さんに向けられたのは軽蔑の目だった…。

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「娘がきしょとか、うざとか言っているのは知っていました。ただ、それが自分に向けられることになるとは思ってもみませんでした」。

親に気色悪いとは何事か！と礼司さんは、娘に注意をしたという。娘はそのことについては謝ったものの、納得がいっていない様子でこう反論したという。

ーきしょと言ったことは謝る。ごめん。でも昔も許されていたわけじゃないと思う。ただ、やられた方やそれがおかしいと思う人たちに武器がなかったから、泣き寝入りするしかなかったんじゃないかな。昔も今も、こんなこと普通なわけない。

「ただ、これはテレビの中の世界ですからね。多少、脚色という部分もあると思うんです。そういって宥めましたが、娘は納得がいかないようでした」。

とはいえ、数日もすれば機嫌も直るだろうと思っていた礼司さん。しかし、娘の態度は礼司さんの想像とはまるで異なるものだったと話す。